水面特徴:桐生(群馬県)
標高が高く、機力差が出やすい。
桐生は全国24場で最北にあり、『阿左美沼』と呼ばれる湖沼を使用している淡水プールだ。
また、最も標高の高い水面でもあり、他の場に比べると少し空気が薄い。その関係でエンジン出力は弱めで機力差が出やすいと言われている。水面の広さは全国平均並だが、ピットから2マークまでの距離は全国でも有数の長さ。そのため、他の場に比べて、内のコースを取ることは難しくない。
冬場は『赤城おろし』と呼ばれる強い追い風が吹くと水面がポチャつき安定板を付けるレースが多くなる。 こうなるとインが強くなると思われがちだが、2・3コースの差しが意外と決まる。ただ、白波が立つほどの荒水面では波の巧拙が顕著になり、地元選手のアドバンテージが大きくなる。
夏場は気温も上がってモーター的にパワーダウンする時季で、体重差も出やすい。 水面が穏やかなこともあってセンター、アウト勢の出番が増えてくる。その影響でこの時季はインが最も弱くなる。