ボートレースびわこ
水面特徴

インが強くなく、差しがよく決まる!

 京都府と滋賀県の境にある比叡山の程近いところにあるのがびわこ競艇場。標高85Mのところに位置しており、気圧や空気の関係から燃焼効率が悪く、回転の上がりが鈍い。そのため、出足の弱さが現れインの弱さに繋がっている。気候も変わりやすい土地柄で、調整を合わせるのに苦労することが多く、慣れた地元勢に有利な水面と言えるだろう。
 水質は淡水で堅く握って回れるコース幅もあるが、あくまで静水面での話。向い風はカマシ有利、追い風はイン有利のセオリーも通用するのだが、風が強く吹くと『波・うねり』が発生。握って回る選手は流れてしまう傾向にあり荒水面の巧拙もひとつのポイント。「びわこがホームプールの選手は波乗りが上手い」と言われていたのも頷ける。特別戦ではある程度インも復権するが、差しが決まるレース場と覚えておいて損はない。

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