ボートレース住之江
水面特徴

1マークの幅が広く、インが有利

 新大阪駅から二十数分、関西最大の歓楽街『なんば』から程近いボートレース住之江は『メッカ』と呼ばれ、賞金王決定戦開催の常連レース場だ。
 全国的に見れば水面は広くない方だがスタンドから1マークまでの距離は広い方の部類。フリも小さい分、インの艇は懐を取って回れるため、レースの主導権を握るのはやはりイン。一般戦の下位クラスでも逃げが多く見られるようになりインの単勝率は増加スタートが揃うSGやGT戦では、その傾向が顕著となる。 更には、風の影響を受けやすいプールだと覚えておきたい。冬の北風(ホーム追い風)はイン有利だが、風が強い日は1マークのターンが流れることがあるので、差しが決まりやすくなることを忘れてはならない。また、2マークに返し波が残っているため、逆転劇がしばしば起こる水面だ。チルトをハネて一発勝負に出る選手が少ない原因もここにある。

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