ボートレース児島
水面特徴

満潮時は乗り辛くインが絶対有利

 瀬戸内海のほぼ中央に位置する児島ボートは、海水の水面である。干満の差が2〜3メートルで海水の濃度が高いため体重差が出にくいと言われている。だが関東のレース場、多摩川、平和島、戸田に比べてかなりインが強い。特に満潮時にはその傾向が強くイン先マイの連発などというシーンも珍しくはない。
 地元の選手に聞くと「満潮の時はとにかく乗り辛い。走り慣れている選手とそうでない選手との差が出るレース場ですね。満潮の時は外の選手が思い切って握れない、それで内が強くなってしまう。ペラ調整も難しいし、乗りやすく仕上げられるかがポイント」と。また干潮時には一転して握って回れる。風の影響を受けず穏やかな水面になり、捲りなどのスピードを活かしたターンが決まり出す。

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