元々はレンコン畑だった土地だが、使えなくなり人工池を作った。水深は比較的浅く、山に囲まれた淡水プール。2マークが西、1マークが東のコース設定。多摩川とは逆、戸田と同じ感じだ。
しかし、水面自体は「多摩川よりも広くてホームも幅があります。1マーク、2マークと握って回れます」と関東の選手が言う。また、対岸に自然の葦が生えているのが選手に安心感を与え、「全速捲り」「全速差し」を得意とするスピードのある選手が幅を利かせている。
もうひとつ芦屋を語る上で欠かせないのが風である。西系統の風が吹くとホームは追い風センターからの捲りが流れる傾向にあり、インが幅を利かせる。逆に向かい風に変わると捲りが決まる。この辺の見極めも大事な要素になる。
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