11月4日〜9日の6日間開催は第23回関東競艇記者クラブ杯。
松野京吾、西田靖、山室展弘の51期トリオが頑張っている。四千番前後のスピードに押され記念の場は少なくなっているが、エンジン出し・スタートは負けていない。西田は2月浜名湖、6月桐生、7月津とインで優勝。少々深くてもインを奪い先手必勝の攻めだ。山室も1月丸亀、4月芦屋、5月尼崎と優勝している。意表をついたコース取り、度胸抜群のスタートがある。松野の優勝は8月鳴門だけだがコンスタントに優出、安定したレース運びは相変わらずだ。
59期は今村暢孝、森竜也。今村は多摩川との相性は最悪だった。だが、9月当地は2コースで優勝を奪った。機調整にも自信なら四つ目を狙う。森は夏場からリズムが狂っている。だが、期変わりなら心機一転し強気のハンドルが戻りそう。
69期の都築正治、片山竜輔にも地力。都築はF乱発も休みを消化し超抜仕立て復活か。片山は多摩川連続優出中、好きな水面だ。鎌田義は80期。隆盛兵庫軍団の勢いに乗っている一人なら割って入るシーンは必至。
ピット記者泣かせのシリーズ。個性豊か、癖のある選手が多い。各社、インタビューには苦労しそうだ。展示タイムトップで3連対率が高いのは西田靖、榎博司、高橋英之、松野京吾。穴党は榎に注目か。