コース別データとエンジン評価
2009年11月29日

 6月の本場再開以来、半年が経ち17節が行われた。そして次節は、今年2度目となる特別戦『GTダイヤモンドカップ』が開催される。記念を直前に改めてコース別集計、エンジチェックをしてみた。

全1176Rのコース別1着回数と決まり手
■1コース 475勝 単勝率40% ■逃 げ 421回 36%
■2コース 241勝 単勝率20% ■まくり  225回 19%
■3コース 159勝 単勝率14% ■抜 き 163回 14%
■4コース 152勝 単勝率13% ■差 し  205回 17%
■5コース 101勝 単勝率 9% ■捲差し 149回 13%
■6コース  48勝 単勝率 4%  ■恵まれ  13回 1%
 インの単勝率が40%と全国平均よりも高く、複勝率と合わせると約60%の数字を残す。6コースの1着数は極端に少なく、よほど展開が向かない限りこない。「抜き」の決まり手が目立つのも当地の特徴、エンジンが出ていて波をこなす選手の逆転劇が多い印象を残す。

 続いてエンジンだが、過去17節で一番多く使われているのが27号の15節(1節は追配)で、最低でも10節は使われている。※評価は以下のとおり
S…27.51
A…15.16.19.21.22.25.33.40.41.46.49.52.61.62.66
B…10.11.13.17.18.23.26.28.31.34.35.37.43.48.50.53.54.55.57.58.59.60
   63.64.67.68
C…12.14.20.24.29.30.32.36.38.39.45.47.56.65.71
D…69.70
 S評価のエンジンは27号(優出3V0・47%)と51号(優出4V1・48%)、初降ろしから乗り手を選ばず出ている。A評価の中に周年Vの元エース機52号。5優出2Vを数える22号などがあるが、近況昇り調子な40号と62号、またB評価ながら34号も近3節は好調だ。
 プロペラ7:3エンジンなどといわれるが、記念に出場してくる選手はプロペラの完成度も高く、調整技術も一流である。エンジンの持つ個体差が出てくるはずだ。

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