今年の大江戸賞は地元のエース濱野谷憲吾が逃げ切って優勝しました。濱野谷が優出@号艇で思い出すのは、今年の江戸川周年。3コースから熊谷にまくられたのは記憶に新しいところ。状況を考えるとどうしても本人も気にしていると思い、優勝戦前日の共同記者インタビューで聞いてみると「やはり借りは返したいし、意識はしてますが、熊谷さんはD号艇だから遠いし大丈夫でしょう」と答えている時に、たまたま近くにいた熊谷直樹が聞き耳を立てて苦笑い。お互いの目が合った時の瞬間は何とも面白さがありました。 今節の濱野谷は取材を日々重ねるごとにアシは良くなっているのが伝わったし、とにかくペラ調整を入念に行っている姿が印象に残り、優勝戦までには「もう大丈夫」とキッチリ仕上げてくるのはさすがトップレーサーだと感じました。
江戸川の7月10日7レースで30万円台のビックな配当が飛び出しました。これは江戸川競艇での3連単では最高配当となり、正確にいうとEACで313,420円というドリーム舟券でした。
メンバーは@吉田和仁A平井紀之B田中和也C伸澤進D岡部貴司E吉本正昭という顔ぶれ。本紙本命は岡部で対抗はアシのいい吉本にしました。この中で、まず舟券の対象外と考えるのは伸澤と平井でしょう。一番人気は岡部でしたが、アシがいい割りに大外ということで吉本の人気が薄かった気がします。しかし、レースを見たらとてもこの出目にはならない展開でした。吉本はバック最後方、2マークで前がもつれての1着。平井も大いに展開に恵まれて3連単に絡め、事故レースに近いようなレース内容といってもいいかもしれません。
また、伸澤は三日目8レースでも連に絡んで191,410円の配当を演出し、このシリーズでは穴党の使者となりました。もちろん、伸澤が他場で狙えるとはいえませんが、一節に穴を出す選手というのは二度、三度と出すことがあるものです。野球でラッキーボーイがいるように、ツキのある選手から買って高配当を手にしたいものです。
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