平和島ではビッグレースに限らず、一般戦でも優勝した選手の『ウイニングラン』を行っています。ファンが金網越しに声援を送り、選手も手を振って応える姿が定着していますが、中には優勝したにもかかわらず、「おざなり」にサッと済ませてしまう「薄情な」選手もいます。
特に地方のGT常連の選手などは、一般戦は勝って当たり前、サッサと片づけて家に帰りたい…。まあ、その気持ちはわからないでもありませんが、ファンからすればせっかく舟券を取っても寂しいもの。
その点、9月初旬の「イーバンク銀行杯」で優勝した平田忠則選手は、ゆっくり時間をかけて『ウイニングラン』をしてくれました。質の高い一流選手の姿勢はこうでなくちゃ…、と改めて感心しました。売り上げ低迷が続いている今、ファンの気持ちをわかってくれる選手を平和島へどんどん呼んで欲しいものです。