最大の特徴は1M・2Mの極端な振りと、全国屈指の水面の狭さ。この水面特性が、イン逃げばかりではなく多彩な決まり手を誘発させ、日本一レースが面白い競艇場と言われる所以である。
スタンド側から1Mまでの距離は37M、1Mから対岸までが約70Mで、コーナーの入り口がとても窮屈だ。どのコースにおいてもスタート遅れは致命傷になりかねない。1・2コースの艇は回りシロもなく、内側艇が受難の水面。2Mと対岸の距離は43Mとこれまた狭く、逆転劇も多い。08年8月〜09年6月までのコース別1着率は、1コース27.0%、2コース19.6%、3コース18.0%、4コース21.6%、5コース10.2%、6コース5.2%。センターまでなら十分勝負になる。
使用エンジンは08年から完全な減音型に。とはいえ、ペラのマッチング、セッティングが非常に難しく、走り慣れている地元勢にアドバンテージがある。