舟券の狙い方!
2009年7月1日

 「伸びは普通でいい。戸田は出足がないと」はよく聞かれるコメントだ。しかし、本当に必要なのは行きアシとスタート力。このふたつがあれば先手必勝のパターン、風向きに関係なく狙い目は機力を兼ね備えているスタート巧者だろう。
 インの勝率はひと頃よりも上がっている感じだが、どうしても捲りの矢面に立たされるポジションになってしまう。理想はカドでもカド受けでも3・4コース、スリットから攻めていけるアシがあれば絶好の位置。最近の傾向としてはセンターからのぞいての捲り差しが一番。強引にツケマイ気味に握るよりも、冷静なレース運びをする選手の方が信頼できる。
 舟券的には、インが逃げて2コースが差したり、カドが捲ってマークの選手が差すというセット券は意外に少ない。インが逃げても2コースは捲り艇のひき波に入ったり、カドが捲っても叩かれた内の艇が差したり。捲った選手に乗って隣の選手が捲り差しで突き抜ければ、捲った選手がいなくなることも多々ある。

戸田競艇場の水面特徴
2009年7月1日

 最大の特徴は1M・2Mの極端な振りと、全国屈指の水面の狭さ。この水面特性が、イン逃げばかりではなく多彩な決まり手を誘発させ、日本一レースが面白い競艇場と言われる所以である。
 スタンド側から1Mまでの距離は37M、1Mから対岸までが約70Mで、コーナーの入り口がとても窮屈だ。どのコースにおいてもスタート遅れは致命傷になりかねない。1・2コースの艇は回りシロもなく、内側艇が受難の水面。2Mと対岸の距離は43Mとこれまた狭く、逆転劇も多い。使用エンジンは08年から完全な減音型に。とはいえ、ペラのマッチング、セッティングが非常に難しく、走り慣れている地元勢にアドバンテージがある。

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