GV 江戸川MB大賞トライアルが終了!
2007年9月25日

 来年2月から堤防の工事が始まるため、中止前の最後の大イベントとなる11月の江戸川MB大賞。それのトライアルレースが9月13日から行われた。このシリーズで優勝戦の3着までに入った選手が、11月のMB大賞への出場権を得られるという仕組みだ。

 江戸川で久々のGV開催で激しいレースが大いに期待されたが、激しくなったのはレースではなく水面だった。下げ潮と強いホーム追い風がぶつかって波が高くなり、15日は2Rまでで中止順延、16日は全レース中止と大荒れ…。

 そんな中でも選手は必死の力走を披露。ベテランから若手まで面白いメンバーが優勝戦へ駒を進めた。1号艇に松村康太。予選途中から4連勝で優出、節イチクラスのパワーで自身初Vを狙う。2号艇は吉田俊彦、内寄りでさばき機敏なタイプで2コース差しはお手の物。3号艇には吉田宗弘、伸び仕立てのアシで狙うは強まくりのみ。4号艇が伊藤雄二、当地V2の実績があり速攻戦で一発は十分。5号艇に山崎昭生、的確なさばきが売りも今節は果敢な攻めを披露。6号艇は村上功祐、このシリーズの前の当地参戦で18万円台の高配当を演出。ここでも何かやってくれそうな雰囲気…。

 そして、レースはというと、3コース吉田宗が握っていくも、イン松村が抵抗して二人が飛び、差した吉田俊と伊藤が先行。道中の競り合いを制した吉田俊が優勝、2着に伊藤、3着は必死に追い上げた吉田宗が入った。

 よって、吉田俊彦、伊藤雄二、吉田宗弘の3人がMB大賞への出場権を獲得。特に吉田宗弘は「地元GTなので出たい」と気合が入っていただけにうれしいはず。この3人が11月にどんなレースを見せてくれるのか、今から楽しみだ。

大江戸賞は野澤大二が制覇!
2007年8月20日

 8月9日から14日まで行われた、江戸川夏の風物詩・大江戸賞は大盛況のうちに終了。東京支部のトップレーサーがズラリと名を連ね、6日間72R全てが熱いレースで見応え十分だった。

 そんな中、優勝戦に駒を進めたのは1号艇・熊谷直樹、2号艇・飯山泰、3号艇・野澤大二、4号艇・中野次郎、5号艇・濱野谷憲吾、6号艇・石渡鉄兵と豪華メンバーが勢揃い。中でも熊谷と中野はF2という苦しい状況でも目一杯のレースを披露してくれた。

 結果的には野澤大二の江戸川初優勝。インの熊谷がスタートドカ遅れで、飯山が先まくりの態勢に。そこをズバッとまくり差した野澤がバック伸びて先頭へ。そのまま3周回キッチリ回ってゴール、2着に先まくり打った飯山が、3着には道中で濱野谷をさばいた石渡が入った。配当は3連単で5万円台の高配当と荒れた決着となった。

 優勝戦終了後にはウイニングランと優勝者インタビュー。ファンの声援を一身に浴びた野澤選手は「これからも(江戸川に)呼んでください」と笑顔。来年2月で堤防の工事に入ってしまうが、残りの約半年で、野澤選手の顔を江戸川で見る機会はグッと増えるかもしれない。

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