江戸川競艇のマスコットキャラクターといえば、ラリーとバディ(兎と亀)。それにちなんで『第9回ラリーズカップ』が10月8〜10月13日に6日間で行われる。主な出場選手は倉谷和信、宮武英司、芝田浩治、吉川昭男、本橋克洋、金子貴志、山地正樹といったA1級の面々。宮武は99年以降、6優出1Vの高実績、芝田も前回当地07年11月で優勝。吉川、山地も波は苦にしないタイプで、それなりの数字を残している。本橋は準地元ともありあっせん数は多いし、金子も優勝歴があり水面的には心配いらない。だが、一番心配なのは倉谷である。97年以降、江戸川の出走数ゼロ、研究の膨大なデータを調べてみても『該当選手のデータはありません』の悲しいお知らせである。本当に江戸川にくるのかこないのかまずはそこから心配である。
次節はA1級が総勢9名、07年江戸川MB大賞で記念初優勝を飾った柳沢一を筆頭に、いぶし銀のハンドル捌きが冴える松野京吾、江戸川は過去に8優出1V、波乗りはOKの平尾崇典、地元埼京勢から遠藤晃司、鈴木博、加藤高史が参戦。巧腕レーサーの花田和明、A1級勝率は諦めない津留浩一郎、今年10優出とペラの完成度は高い村上純らがシリーズを引っ張る。