このシリーズはA1級のみならず、A2級にも面白い存在がチラホラ見受けられて、白熱した6日間になりそうな雰囲気だ。
その中でも注目したいのが川名稔、前田光昭の当地巧者。ともに近況目立つような活躍は見られないものの、当地水面を走らせれば舟券への貢献度はグッと上がる。水面が荒れても乗りこなすタイプなら天候不問で狙わないと損。
前述の通り、A2級で怖い存在が長岡茂一と大西源喜の地元両者だろう。長岡は10月平和島で優勝、大西もコンスタントに着をまとめて優出争いに絡んでいる。走り慣れた水面のアドバンテージは大きく、主役争いに絡んでくる可能性は高い。
もうひとり、警戒しておきたいのが桑原将光だ。本人曰く「江戸川でしか稼げない」らしいが、逆に言えば江戸川でのエンジン出し・気合は他の選手に負けない自信があるということだろう。積極果敢な攻めで存在をアピールするはずだ。
来年2月から護岸工事のため開催が一時中断される江戸川競艇。中断前の最後のビッグイベントである『GT江戸川モーターボート大賞』がもうまもなくに迫ってきた。出場選手も豪華絢爛、競艇王チャレンジカップ前のGTで各選手の調子も計れるだろうし、とても内容の濃いシリーズになりそうだ。
押しも押されもせぬ主役はもちろん魚谷智之。「力を出し切る」レースで今年のSG戦線をけん引してきた。どんな状況でも全力投球で1着を狙うのが彼の真骨頂、難水面・江戸川でも持ち前の強気なレース運びでファンの期待に応えるはずだ。
打倒・魚谷に燃える選手も大勢。SG覇者だけで江口晃生、平石和男、今垣光太郎、高橋勲、太田和美、辻栄蔵、池田浩二、中村有裕、笠原亮、湯川浩司とよりどりみどり。特に当地GTでV実績ある平石や今垣、中村、湯川には否が応でも注目が集まる。それに地元の砦として平和島ダービーに出場し、優勝まで成し遂げた高橋にも是非頑張って欲しいものだ。
他の地元勢では多摩川周年で悲願のタイトルホルダーとなった村田修次、同門の田中豪、近況乗れてる作間章、そして何といっても『江戸川鉄兵』こと石渡鉄兵が「何としても欲しい」当地GTタイトルへ向け、メイチの力走を見せる!
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