今年の平和島は大きなレースが目白押し
2008年1月17日

 2月には関東地区選手権が控えている今年の平和島ですが、その後にもGT戦やSGレースが目白押し。3月は53周年・トーキョーベイカップ。5月の下旬には第35回・笹川賞、そして7月には「ボートピア横浜」の開場を記念したダイヤモンドカップ(施設改善記念)も予定されています。
 正月レース(東京ダービー)を勝った濱野谷憲吾はとりあえず地区選に参戦が決まってますが、その後の記念、SG戦にも全てやってくる可能性は大で、楽しみです。

「逃げ」が少ないこの時期に平和島でSGを…
2007年12月6日

 平和島は元来インが効かないレース場です。しかし、それでも1日12レースあれば、1本か2本は「逃げ」が決まるもの。しかし、11月30日の開催では1日を通してただの1度もイン逃げが決まらず全滅でした。
 @号艇の1等はあったものの、これは岡山の松浦努選手が伸び仕様にして大外から捲って勝ったもの。関係者も過去に12レース中「逃げ」が決まらなかったのが何時だったのか記憶にないほど。
 確かに平和島のこの時期は水面コンディションが捲りに有利。潮も低かった影響もありますが、SG戦で「逃げ」が多くつまらないと思っているお客さんは、この時期(チャレンジカップが丁度ピッタリ。何しろ栄えある第1回は平和島で行われてました)に平和島でSGを開催して欲しいと思うのではないでしょうか…。

マークカードが変わり便利になる平和島
2007年11月5日

 もうご存知のファンの方もいると思いますが、平和島競艇場では11月16日の「第4回・日本トーターカップ」からマークカードが変わります。
 具体的に言うと、「ながし、BOXの購入がしやすくなる」のが最大の特徴。いままでのマークカードでは「ながし」は1着、2着固定でしたが、新しいカードでは着を問わず1軸固定、他は何点でもOK。「BOX」も以前のは3点ボックスのみでしたが、何点でも選択が可能になります。
 1枚のマークカードで数多く舟券を買えるようになり、窓口での購入時間も短縮されるでしょうし、慣れれば便利になることは必至。
 12月には「ボ−トピア横浜」の開設も待っている平和島、設備が着々と新しくなっているのです。

6日制で達成しただけに価値ある伊藤の完全V
2007年9月26日

 9月12日から17日まで行われた「BIGFUN平和島」に出場した福岡の伊藤宏選手<3782=76期>が完全優勝を達成しました。
 平和島では平成17年11月に東京の村田修次選手がやって以来の快挙。完全優勝自体はそう珍しいことではないのですが、たいていは4日制か5日制。村田選手も連勝記録は「9」で5日制でした。それに対して、今回の伊藤選手は6日間開催で11連勝という『偉業』だっただけに価値があります(事実、平和島での6日制の完全優勝は20年以上昔にあったのが最後でした)。
 予選ではチルト3度にも挑戦、コースに応じて自在な戦法を駆使した結果でしたが、かつての伊藤選手はどちらと言えば捲り一辺倒で、ツボにはまると強いものの、モロさも同居しているタイプでした。しかし、差しも巧く使えるようになって安定感がついた近況、76期生は魚谷智之選手を筆頭に逸材が揃っていますが、遅まきながら素質の良さが開花してきた伊藤選手が近い将来大きな舞台で活躍するシーンが見られるかも知れません。

ダービーで注目したい選手は?
2007年8月15日

 10月3日から平和島で行われる「第54回・全日本選手権」のメンバーはもう発表されていますが、今年は濱野谷憲吾、松井繁ら銘柄級の大駒が大挙してFをしてしまい参加できません。地元組で出場するのも高橋勲ただひとりと寂しい限り。
 やや小粒な感じのSG戦となるのは否めませんが、そんな中で『優勝候補』を探すと、イの一番に名前が挙がるのは魚谷智之でしょう。
 しかし、注目したいのは最近平和島を走ったばかりの選手たち。8月初旬に当地で優勝を飾って帰った中岡正彦や同じ節にやはり優出している佐々木康幸、7月に来ていた森秋光らはいずれも直前に平和島を走れた意義(ペラを把握できた点など)を述べて帰っていきました。彼らは普段のSG戦では出番は少ないかも知れませんが今回の「主役不在」な状況ではチャンスはありそう。
 そして、9月には辻栄蔵が平和島にあっ旋が入っています。最近は大きな舞台での活躍が減っていますが、絶好の「下調べ」の舞台になることは間違いありません。キッチリと活躍してダービーへ「弾み」をつけてもらいたいものです。

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