すでに皆さんもご存知の通り、「ボートレース研究」の最終日の紙面が変わりました。平和島では4月23日に行われた、「倶楽部平和島 杯」の時からニューバージョン。好評を得ています。
最も注目を集める優勝戦の選手インタビューが、前よりも長くなったのが一番の特長ですが、その節の「決まり手回数」も掲載され、シリーズの流れがわかるようになりました。優勝戦はインの強い平和島ですが、難しいとされる最終日の敗者戦を買う時の参考になるはずです。
また、プロフィールの欄に「当地の優勝回数」が載っており、水面実績が把握できるのも好都合。
これからは、直接平和島へ足を運んでレースを楽しむにはもってこいの季節。新しくなった「ボートレース研究」片手に、是非舟券でもうけてもらいたいものです。
新年度を迎えた4月と言えば人事異動の季節。平和島の番組を組む担当者も3月28日から行われていた「第21回・関東競艇専門紙記者クラブ杯」から代わっていました。
以前の番組担当者は「できるだけ接戦番組、インが楽に勝てる番組は組みたくない」と公言、ただでさえレースが難しい平和島で、予想に頭を痛めるシーンもしばしばありました。しかし、それも逆に「勉強」になりましたが…。
新しい番組担当者は、それまで多摩川で番組を組んでいた人物。1節が終わっただけで、傾向はまだ掴めませんが、軸(本命をつける選手)と相手(対抗格となる選手)が絞りやすいレースも増えた感じで、3連勝単式のオッズに以前よりも3ケタ配当が多く見られるようになりました。(それまでは予想が割れるレースがほとんどでした)
各開催に集まる選手相場、抽選運、エンジンのデキの良し悪しにも左右されますが、以前よりも「勝負しやすい」レースが多くなるような気がします。
今年のSG第1弾・総理大臣杯(3月16日〜21日)が近づいてきました。すでに初日12Rに出場するドリーム6人も発表されましたが、ファンサービスやイベントも盛りだくさん。
初日から5日目までは先着順にスクラッチカードが配られ、現金やクオカードが当たります。また最終日はオリジナルバンダナを先着12000名にプレゼント。
イベントでは、全国キャンペーンを盛り上げた「安田大サーカス」のパフォーマンス(16日)やお笑いライブよしもとの「ブラックマヨネーズ」(17日)、「フットボールアワー」(18日)が登場。
また、特別企画として「中野次郎選手と競馬の武豊騎手のスペシャルトークショー」が実現(20日)と内容の濃い催しが目白押し。
その他にも、東京支部の人気レーサー・阿波勝哉選手のトークショー&サイン色紙プレゼント(21日)などがあります。
16日の初日には恒例の開会式が行われますが、「特設お花屋さん」も正面付近に設置されます。事前の電話予約も可能(美喜生花店・03-3768-2080)です。
平和島の賞金がこの4月(平成19年度)からアップします。年間の売り上げに応じて決められる各場のレース賞金ですが、前年度に比べて売り上げが上昇した結果であり、その要因を分析してみると「勝負しやすいレース」が増えてきたことが大きいと思います。
1月3節の「第9回・日本財団会長杯」では白井英治選手が準完全優勝を飾り大暴れしましたが、予選では常にメイチのレース。「アタマは堅い」 とお客さんに思わせる充実のレース内容で購買意欲を高めたのは確か。
超一流選手のこうした走りは関係者にとっては非常にありがたいものであり、大口の投票をするファンを競艇場に足を運ばせることになります。今月も好メンバーが揃う開催が多い平和島、「勝負」しにレース場へ行きましょう!
今年の平和島の話題と言えば、自場でSG開催が2回あること。3月の総理大臣杯、10月の全日本選手権(ダービー)とビッグレースが2度楽しめます。
その総理大臣杯のメンバーも決まって、東京支部からは濱野谷憲吾、村田修次、田中豪の3人が出場資格を取りました。凄かったのは田中で、暮れの多摩川で初日にFを切ってしまい年間V6の夢は断念。しかし、その後に怒涛の6連勝をマークして勝率を稼ぎ、V5の勝率上位者として何とか滑り込みセーフ。去年に続いての出場権を得て期待がかかります。
若いSGタイトルホルダーが続出している最近、静岡や兵庫に比べて東京支部の若手は影が薄い印象は拭えませんが、「平和島で2度SGが開催される」というチャンスを生かして、飛躍する年にして欲しいものです。