次節はしばらく間が置いて、6月11日からの「第8回・夕刊フジ杯」。傑出した実力者が不在の上、この開催から新エンジン、新ボートに移行。
接戦ムードが漂うシリーズだが、中村裕将、小野信樹、石川真二らが確実にポイントを稼いで優出戦線を盛り上げる。
来節はいよいよお待ちかねの笹川賞。初日のドリーム組は@号艇から順番に松井繁、山崎智也、濱野谷憲吾、服部幸男、魚谷智之、今村豊。
3月の総理大臣杯を制して意気軒昂な松井に注目は集まるが、平和島での実績はイマイチ。むしろ地元の利を最大限にして、虎視眈々とVを窺う濱野谷に期待が集まる。
ドリーム組以外では当地53周年を制したばかりの湯川浩司も争覇圏内。エンジンは必ず出してくる。
次節は5月13日から18日までの「第22回・東京スポーツ賞」。主力は室田泰史、岡本慎治、山地正樹ら。室田、山地は思い切り良く攻めていくが、岡本はコース取ってしっかりとしたターン。
特に岡本は平和島を得意としており、ヒラ場なら的確に捌いて優出はハズさないだろう。
次節は5月3日から8日までの「第31回・京浜急行社長杯」。地元の俊英が揃うが、中心は角谷健吾。自慢の快スタートを連発して、Vへまっしぐら。
一瀬明、中里英夫らも力量十分だが、最近の平和島で好走が続く福島勇樹も注目したい。
次節は26日から30日までの「第22回・関東日刊紙競艇記者クラブ杯」。V候補の最右翼は何と言っても吉川元浩。昨年の賞金王決定戦覇者は勇躍乗り込んでくるわけだが、多少エンジンの抽選運が悪くても、自信のペラで仕上げて快速モード、ひたすら突っ走る。
同じ兵庫からやってくる山本隆幸、吉田俊彦の速攻力も魅力。