次節は9月4日からの「第52回・スポーツニッポンゴールデンカップ」。この開催も『ダブル準優戦』を採用して行われるが、主力は山口の岡本慎治だろう。最近はでかい舞台で活躍の便りが聞かれないが、平和島は相性のいい水面。減音型はペラが合うだけに出足をしっかりと仕上げてVへまっしぐら。
地元で作間章が応戦、林美憲、川北浩貴、別府昌樹らも優出戦線を賑わせる。
次節は8月21日から行われる「第7回・夕刊フジ杯」。ダブル準優制で争われるが、V候補の一番手は岡山の柏野幸二。最近は内指向が強いひとりだが、コース取れば早いスタートで先行態勢、出足が仕上がれば、更に信頼度は増す。
速攻力十分の徳増秀樹も差のないレース、地元の山田竜一、折下寛法も庭を守るべく奮戦必至。
次節は8月11日からの「第47回・デイリースポーツサマーカップ」。準優制を採用して行われるが、角谷健吾、田中豪、蜷川哲平あたりがVの有力候補。いずれも走り慣れた水面で調整は手の内だが、特に角谷は「トウキョウベイパイレーツ」の一員としていつも以上にハッスルした走り。
また展示タイムがよかった時に舟券に絡む確率が高い大澤普司も主力の一角として注目したい。
次節は7月31日からの「GV・第20回キリンカップ」。大嶋一也、中岡正彦、野澤大二らが主力を形成するが、先の浜名湖GT戦で優勝を飾った佐々木康幸が注目株。近況の走りには勢いが感じられ、シャープな捲り差しと早逃げを駆使して戦線をリードする。
また、レース堅実な上平真二も的確に捌いて台頭必至。
次節の開催は7月18日からの「第11回・神奈川新聞社賞」。傑出者は不在だが、シリーズをリードしていくのは徳島の巧腕レーサー・丸尾義孝。インからセンターまでならその速攻力で主導権を握れる。ある程度エンジンが出れば主役を演じる。
A1級に復帰した笠原亮も機力五分なら鋭いターンで魅せる。展示タイムが良かった時の活躍度もメンバー中最も高く、注目したい。