12月2日からの開催は「平和島レディースカップオール女子戦」。中心となるのは横西奏恵、海野ゆかり、向井美鈴、池千夏、谷川里江。この中で展示タイムがトップだった時に、3連勝式に絡む確率が87%と最も高い池に期待がかかる。スタートダッシュの鋭さは女子選手の中では有数の存在、小気味のいいスリット攻略から大胆な攻撃、タイムを出せば更に信頼度は増す。
高橋淳美、渡辺博子もトップの展示タイムを出した時は、80%以上の確率で舟券に貢献。あまり人気にならないだろうし、うまく狙い撃てば高配当をゲットできるかも…。
横西、海野、谷川、向井も決め手は十分。何でもこなせる自在さが魅力だが、特に平和島での実績が高い谷川に注目したい。
11月17日からの「第3回・日本トーターカップ」は平和島にしては珍しい4日間開催。メンバーの方も小粒で波乱ムードが漂うが、こういう時に頼りになるのが「展示タイムが一番いい選手」を3連勝式の軸にする方法。
この節では井川正人が展示タイムがトップだった時に87%の確率で舟券に貢献する。平和島での走りもOKで、自在なハンドルは当地向き。出足を仕上げて俊敏マイ!
その他、主力陣では打越晶が80%、一色雅昭が78%と高い数字を残しており注目に値する。これらの選手がタイムを出した時に狙い撃って、舟券をゲットしたい。
この開催のシリーズリーダーは石渡鉄兵。前回のお盆開催ではインからしっかり勝ち人気に応えたが、スピード、ターン、エンジン出しと申し分なく、展示タイムがトップだった時の3連対率も81%と高いだけに中心に推せる。
馬袋義則、島川光男のスタート力も評価できる。共にセンターまでに位置していれば自力の攻めで主導権を握れる器、バチっと仕掛けて先制攻撃は十分に考えられる。
また、メンバー中、展示タイムが一番良かった時に3連勝式に絡む確率が最も高い古場輝義(83%)、最近エンジンを出して「古豪復活」の見出しが躍っている石川正美(80%)らはタイムが良ければ即「買い」だろう。
このシリーズはベテランの捌き達者な選手から、スタートダッシュが売りの活きのいい若手レーサーまで幅広く揃い見応え十分の開催。
中でもスタートの切れが鋭い沖島広和に注目が集まる。小気味いいダッシュには定評があり、展示タイムがトップだった時に3連勝式に絡む確率も70%を超えている。エンジンを仕上げてタイムを出せば、信頼度が一段と増すひとりなのだ。
また、メンバー中、最も3連勝式に絡む確率が高い(87%)飯山泰も決め手確かなひとり。クセを知り尽くした地元コースで気合も入る。バチっと握って沖島に「待った」をかける。
意外なところでは、佐久間理も展示タイムがトップだった時には73%という高い数字で3連勝式に絡んでおり、BOX買いの軸にお奨めしたい。
次節は新鋭リーグの第19戦。メンバー的にはやや小粒でエンジンの仕上がりや展開に左右されそうな顔ぶれではあるが、去年のMB記念に出場した森永淳が一応格上ということもあって主力だろう。ここ平和島では前々回に準優勝。スピード一本ではなく自在に捌ける強味は大きく、今年の新鋭リーグ戦は芦屋の第15戦をインから勝っている。
このシリーズの中で展示タイムがトップだった時に3連対率が最も高いのは枝尾賢で87%。是非とも狙ってみたいひとりだが、地元で期待がかかる福島勇樹も76%と数字を残しており注目株。
梶野学志も力をつけてきた。センスの良さは前々から評判になっていたが、その素質がここにきて開花、今年は4月の芦屋一般戦でV。近況も優出ラッシュと各地で大暴れ。BPクラブの優等生がそのベールを脱ぎ、地元水面で庭を守るハッスルプレー。
柳沢一、山本修一も的確にまとめられる技量。まずは準優戦へ向けてポイントをまとめる。そして、当地の実績はいまひとつでも石橋道友に成長途上の勢い、ツボにはまると強い石塚久也も争覇圏内。また、この開催は「ダブル準優制」で行われます。