日本MB選手会会長賞が終わると暦はもう春、次節は3月6日〜11日までの開催で開設50周年記念・戸田グランプリのGT競走である。初日に行われるドリーム戦は下記のように決まっているが、艇界を代表する50名の戦士達が熱い戦いを繰り広げる。
展示トップの3連率、単勝率もこれだけのメンバーだけあってかなり高い数字を各自があげている。そのなかでピックアップするなら鳥飼眞、繁野谷圭介、山本浩次、山口剛といった面々。とくに九州地区選手権を制した鳥飼は昇り調子、戸田を走ったばかりの山口はレースぶりに大物感がたっぷり。
大挙参戦する地元の埼玉勢では滝沢芳行、飯島昌弘が展示タイムがいい時に期待に応えている。調整はバッチリの水面で地の利を発揮しそうだ。
[ドリーム選手]
上瀧和則 濱野谷憲吾 山崎智也 辻栄蔵 中澤和志 坪井康晴
早々と春一番が吹いたことし、例年以上に暖冬といわれるが、艇界も地区選手権のシリーズを終えていよいよ春の足音が近づいてきた。次節の開催は2月24日から3月1日までの6日間シリーズで準優3個レース制で争われる。
メンバーを見渡して真っ先に名前があがるのは中村有裕だろう。昨年SGタイトルをゲットして賞金王決定戦にも出場した若き戦士が一般戦に入って思う存分のスピード戦でスタンドを沸かせてくれるにちがいない。
展示トップ時の3連率で目立つのは白石健、渡邊伸太郎、向所浩二、佐口達也といった実力者たちだ。とくに白石と渡邊は単勝率でも高い数字を残していて、展示タイムが仕上がりのバロメーターといっていいだろう。
[主な出場選手]
鈴木幸夫 窪田好弘 渡邊伸太郎 宮迫暢彦 能仁政治 向所浩二 宇土泰就 佐口達也 山本英志 白石健 今坂晃広 中村有裕