3月の戸田グランプリのメンバーも決まり、着実に春の足音が近づいているが、次節の戸田競艇は17日から21日までの5日間開催でポイント制で争われる。
ネームバリューでいけば瀬尾達也、山室展弘のふたりがまず優勝候補の筆頭にあげられる。相変わらず的確なスタートを決めてくる瀬尾、戸田はダービーを制し前回も優勝と好相性の山室。よほどの低調機を抽かない限り主役の走りをしてくれるだろう。
展示トップの3連対率をみても有力どころがいい数字を残している。天野晶夫、木村光宏、玄馬徹、坂口周といった面々にベテラン陣では林貢、沖口幸栄、佐藤勝生も高実績。伏兵では田中寛と吉島祥之に注目。展示トップの時は上位相手でも好走する可能性が高い。
[主な出場選手]
林貢 沖口幸栄 佐藤勝生 瀬尾達也 山室展弘 栗原謙治 木村光宏 玄馬徹 天野晶夫 清水攻二 一柳和孝 坂口周
新鋭王座決定戦、関東地区選手権と場外発売が続くが、次節の戸田競艇は2月9日〜14日までの6日間開催。第2回ケーブルネット埼玉杯のタイトル戦で準優2個レース制で争われる。
本命はいうまでもなく西島義則、インが強くない水面でいままでは相場通りの働きをみせてなかったが、昨年の笹川賞ではインに固執することなく臨機応変のレース運びで優勝戦2着と好走。一般戦ならコースも大胆に主張する可能性もあるが、いずれにしても格上のハンドルを披露か。
展示トップの3連対率で高い数字を残しているのは飯山泰、宮武準、久田敏之、濱田和弘といったところ。宮武は単勝率が低いのが気になるが、3連単の軸と考えれば舟券も絞れそうだ。
西島と同様に藤丸光一も思ったほどの数字ではない。しかし、このふたりはGT常連、展示タイムよりもレースぶりをみれば仕上がりは一目瞭然かもしれない。
[主な出場選手]
桑原淳一 西島義則 濱田和弘 藤丸光一 大西源喜 堤健一 武田光史 橋本年光 飯山泰 中村亮太 久田敏之