『ボートピア岡部カップ開設8周年記念』
12月1日〜6日☆六日制(準優3個制)
主な出場選手:江口晃生、齊藤寛人、上田隆章
中岡正彦、岡田憲行、横澤剛治
12月最初の開催は6日間で争われる準優3個制。A級選手が
22名あっせんと豪華な布陣だ。
格上は江口晃生、今年は優勝1回だが優出12と機出しは安定
学生のわらじを履いても実力は衰えることなく、更に勢いを増し
ている。来期適用勝率では関東地区で1位になっており、充実
の近況、優勝候補の一角だろう。未冠の大器・横澤剛治も実に
面白い存在だ。旋回能力はSG級の選手にも負けず劣らず、
戸田はV歴もあり苦にしない水面ならダイナミックな攻撃で水面
を席巻する。実力者・技巧派・スピード派が揃い見応えあるシリ
ーズになること間違いなし。
『第5回JCN埼玉杯』
11月20日〜23日☆四日制(ポイント制)
主な出場選手:新美恵一、角ひとみ、柴田光
天野晶夫、関口智久、松元弥佑紀
東京中日スポーツ杯に続きこの節も四日間のポイント制で行われる。
O級は6選手がエントリーしているが、絶対的な支柱としては少し不足、
短期決戦だけにエンジンがモノを言いそうで、機素性を含めての総合評価
が必要だろう。
新美恵一は前回竄セが、3年振りの戸田で当地実績も乏しい。幾分割り
引きが必要だが、捌き達者で機も出してくるので節間を通して目は離せな
い。当地で複数回の優出歴がある天野晶夫、前回は中堅程度にしか仕
上げられなかったが、機次第では十分首位争いを演じられる。戸田で09
年1月に優勝している松元弥佑紀も十分チャンスはあり、女流・角ひとみ
も軽量と機力を生かし戦線に躍り出る。だが、一番のアドバンテージがあ
るのは地元の関口智久だろう。GW・お盆開催は不参加だったが、戸田
では3連続優出中。熟知している水面で走り方、調整にも不安はない。
11月常滑で優勝しリズムアップ、節間平均STもコンマ11と新期に入り絶
好調だ。取りこぼしの許されない短期決戦、初日から熱い戦いが見られ
そうだ。