第1回WEB競艇TV杯 優勝は生方!
2006年10月20日

 10月18日の宮島52周年記念は原田幸哉がイン逃げで優勝。19日ナイターの桐生50周年記念は江口晃生が差して優勝した。共に賞金王決定戦出場を目標に気合、この後のダービー、チャレンジカップは更に激しいレースになるだろう。夜10時過ぎに江口の携帯を鳴らすと「ありがとうございます」と弾んだ声が聞こえてきた。「たまたまですよ」と展開を強調していたが、このシリーズは予選で際どくフライングを免れるツキもあった。優勝戦は大方の予想を裏切る?カド4コースを選択、エンジン調整もそのようにしていたのだろう。『桐生の江口はまくり屋』なのだ。気持ちはまくり、結果が差しになったのだ。電話の最後に「群馬勢を一人でも多くお願いします」と来年の関東地区選手権の配分を気にしていた。A1級を決めた後輩たちに記念の場を与え自信をつけさせようと考えているのだ。
 10月20日 第1回WEB競艇TV杯 優勝戦(12R)
@池田 浩二(愛知)
A中村 有裕(滋賀)
B辻  栄蔵(広島)
C別府 正幸(福岡)
D生方 厚成(群馬)
E飯島  誠(埼玉)
 SG覇者3人に人気は集中した。スタート展示は1234/56。しかし、本番の進入が大きく変わった。中村が2コースを取ろうとしない、カド狙いに出た。自力でまくるためのコース取りだ。134/256になった。イン池田がコンマ11、カド中村はコンマ10、ダッシュのぶん中村が伸びてまくって出るが、池田も抵抗する。ガラッと空いた1マーク、生方がまくり差しで突き抜けた。2連単で11890円、3連単のDABは42160円の大穴になった。
 生方は朝の公開インタビューで「登番は勝っています」と一番年長を強調していた。本番で中村がカドに来て「自分には一番いいカタチ。中村君、行ってくれと願っていました」と。生方はこの優勝でA1級勝率に乗った。多摩川は実績あるなら、来春の関東地区選手権にも呼ばれるだろう。

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