23回日本モーターボート選手会会長賞展望
2012年10月7日

 10月17日〜10月22日は第23回日本モーターボート選手会会長賞。新ペラ制度になり半年、平成25年前期級別審査対象期間も大詰めになりO級、P級のボーダーが気になる6日間開催である。
 安定しているのは興津藍。優出ラッシュも準優勝が目立つ今年だが3月丸亀、8月唐津と優勝している。9月は鳴門・丸亀周年を走りSG常連から刺激を受けた。ターンスピードは屈指、東都で強烈なアピールか。
 水面実績なら日高逸子、野添貴裕。日高は多摩川、若松と今年の女子王座連続優出、スロー水域で力強いレース運びを見せている。野添は期初めのFが響き勝率を下げているが3連続優出中(V2)の得意水面、臨機応変な攻めで巻き返しすか 作野恒、柏野幸二、安田政彦、浅見昌克も多摩川は走る。作野は事故点飽和も内寄り堅実、柏野もZで無理は禁物だがテク確か。安田も期初めのFが重荷だ。たがリズムは上向き。浅見に強気の攻め 江夏満に強ツケマイ一閃。若林将は積極果敢なスタート攻勢。ダッシュ勢が波乱の目。
 

女子リーグ第4戦 リップルカップ
2012年9月29日

 10月8日〜13日はGV女子リーグ第4戦リップルカッ。 この開催から温水パイプが付く。
 シリーズをリードするのは女子獲得賞金トップを争っている田口節子。3月当地女子王座決定戦はインからコンマ09のSで快勝。8月若松女子王座決定戦でも優出したが、SGロードの転戦で整備・調整力が鍛えられ9月鳴門59周年は準優進出。苦手・戸田でも優勝と新ペラ制度に手応えを掴んでいる。水面相性は抜群、断然の主役だ。
 池田浩美、鎌倉涼、向井美鈴、永井聖美は女子賞金王出場へ勝負の位置。池田浩美は6月浜名湖で優勝、若松女子王座優出。9月三国でFも内寄りからのレースに安定感。鎌倉は8月唐津で優勝し9月住之江は準優勝、ペースが上がってきた。向井は3月当地女子王座優出、5月徳山Vがある。永井聖美に快ショット、思い切りの良さが出るか。
 池田明美は3月当地女子王座優出、5月鳴門Vの実績。ママになりパワーアップが長嶋万記なら、西村歩、落合直子に自在戦。山下友貴、滝川真由子が地力を付けている。地元で廣中智紗衣、平田さやかも張り切りそう。

GV第7回サントリーカップ展望
2012年8月9日

 8月21日〜26日はGV第7回サントリーカップ、準優3個R制の6日間開催だが、MB記念(桐生)漏れのSGクラスが揃い激戦メンバーになった。
 地元プールで気合を入れるのは村田修次、飯山泰。村田は「ようやく掴んで来ました」と優出ラッシュ、ペラ調整の方向性が分かったならエンジン仕上げ自在捌き。飯山は伸びを付けるのが課題だが積極果敢なスタートは相変わらずだ。
 吉田俊彦は芦屋GC決定戦で優出、地力は申し分がない。当地も3連続優出中(11年11月優勝)、力強いレース運びで魅せるか。荒井輝年、白石健も多摩川は実績がある。荒井は7月江戸川周年でFもSG・GTロードで確実に準優進出とエンジン診断は的確。白石が7月から水面に復帰、ゼロ台スタートを連発するか。
 山本寛久は平場の転戦が続いているが目下V4、柳沢一もV3と欲が出る位置。岩崎正哉に堅実なハンドル、黒崎竜也が快速復活だが、ベテラン瀬尾達也、北川幸典、池上裕次も先行力は健在だ。

大郷葉月杯展望
2012年8月1日

 8月10日〜14日は第14回大郷葉月杯、準優2個レース制の5日間開催だが、新モーター・新ボートが登場する。モーターはこれまでの『チビカバー』から他場と同じ『デカカバー』になる。以前よりもパワーアップ、プロペラで回転を抑える調整が重要になるシリーズか。
 中野次郎は6月江戸川周年でF、リズムは良くない。だが、5月以降SG・GTロードを転戦、ペラ調整は掴みつつある。ダイナミックなレース運びを見せるか。嘗てのSG覇者が3人。西田靖は新ペラ制度になってもイン戦に拘っている。スタート決め先手必勝を期す。長岡茂一も気合は相変わらず。『多摩川最強の男』も伝説になりつつあるが、度胸満点の攻めで当地10年振りのVを狙う。矢後剛は仕掛けムラになってきたが、ターンセンスはさすがだ。
 乙津康志は5月平和島の優勝戦でFもペラ調整は順調。田中豪、大西源喜が勝率アップへスタート張り込みそう。加藤高史、白井友晴、伊藤啓三、松本浩貴、川尻泰輔、佐竹友樹の埼玉勢も虎視眈々。

第7回マンスリーBOATRACE杯
2012年7月16日

 8月2日〜5日は第7回マンスリーBOATRACE杯、現モーター・ボートの使い納めは四日間の短期決戦になった。
 格なら白水勝也。5月福岡周年は準優勝、ペラ制度が変わっても相変わらず快速男だ。F休み明け3節目ならスタート勘もOK、スリットから軽快に伸び主導権を奪いそう。山本隆幸は昨年ペラで苦労も徐々にペースアップ。今年序盤に3場所連続優勝、5月以降も優出ラッシュで6月芦屋で四つ目の優勝を奪っている。スピード戦を見せるか。鎌田義は前期F乱発で90日の休みを消化し2節目になっている。まだまだ無理は禁物だが相性は良い水面、強気に攻めるかも。
 深谷知博が新鋭リーグ戦で暴れている。当地実績は見劣りしても赤丸急上昇、スピード戦は楽しみ一杯。エンジン出しなら負けないのが松野京吾。スロー水域でシャープな旋回だ。塩崎優司、藤生雄人にも堅実なレース運びだが、杉山貴博が地元プールで全速スタート連発か。波乱の目は澤大介、チルト3度のまくり勝負。

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