五日目にファーストチャレンジ→ファイナルチャレンジを試みたシリーズだったが、優勝したのは予選トップ通過、五日目も連勝で優勝戦@号艇を奪った関口智久(埼玉・83期)だった。このシリーズはA1級勝負で登場、初日からトップスタートを連発しグイグイ勝率を上げた。結局11戦して8勝、文句なしにA1級と通算5度目の優勝を決めたが、多摩川は昨年に続き連続Vとなった。これで来年の関東地区選手権に呼ばれるのは間違いなしである。フライング事故で足踏みしていたが、来年が楽しみになってきた。
10月30日 12レース(優勝戦)
1着@関口 智久(埼玉)@06
2着A吉田 徳夫(愛知)B10
3着B君島 秀三(滋賀)C05
4着C織田 猛(佐賀)D08
5着D加木 郁(山口)E06
6着E井川 正人(長崎)A12
井川が前づけに動き162・345、3対3の進入になった。イン関口が伸び返して先制。吉田は君島を牽制しつつまくり差しで2着キープ。
このシリーズは期末、A1級・A2級勝負が多かったが、B1級勝負もいた。土性雅也は3連対率20%に挑戦、結局最終日に2走して1本取ればいい位置までこぎつけ成功した。おそらく本人にとっては忘れられないシリーズ、もっと強くなった数年後にこの節の事を話してみたい気もする。