夏の多摩川競艇
2007年7月11日

 現エンジンは残り2節になった。7月15日〜20日は第40回報知新聞社賞、6日間開催のW準優制である。W準優は4日目までの予選で12位に入らなくてはいけない。予選の走りが大事、得点率1位〜4位がW準優の前後半で@号艇、C号艇になる。インとカド、多摩川で一番勝負できる艇番である。しかし、得点率1位で優勝戦@号艇は今年6回のW準優制で一人もいない。W準優の後半戦、11・12Rでピンロク勝負が結構多く穴が飛び出す結果になっている。
 7月24日〜29日は第13回ダブル優勝tvkカップ。男子は激戦、女子は堅いのが今までの傾向だったが、今年の女子はベテランの戦い、どうなるか…。現エンジン最後のシリーズ、上位6基〜8基は差がない。選手の調整、ペラでアシは変わる。特に女子選手は軽量、伸び型のエンジンが出足まで抜群になることがある。
 8月には新エンジンが登場する。同じ減音型でも部品のどこかが従来とは変わっている。そのため、同じような調整では抜群にならない。7月最初の開催を走った鈴木茂正が「8月の新エンジンに期待。今年のエンジンは正解を出し切れなかった」と言っていた。現在のエンジンで良かったのは中野次郎だし、その前は三角哲男が来るたびに超抜に仕上げた。村田修次、角谷健吾が抜群のアシを誇ったこともある。ペラだけでなく、ギヤケースの調整も大きい。大郷葉月杯を走った選手が有利、お盆開催で正解を出した選手がウエイキーカップに斡旋されていれば有利だし、暮れの多摩川カップ、正月のかどまつ賞もリードする雰囲気だ。
 ウエイキーカップ(開設53周年記念)は9月19日からである。桐生、下関、多摩川、福岡周年が競合、四場のドラフト会議は7月11日、斡旋の正式発表は遅れそうだが、7月14日か15日には掲載できそうだ。

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