08年多摩川競艇の第2弾は1月16日〜20日の五日間開催、第44回サンケイスポーツ賞である。序盤は尼崎周年、後半は唐津周年との併売が予定されている。
万谷章、原田順一、池上哲二、高山秀則、田辺通治とかつての記念レーサーの顔。64歳の万谷はA2級、59歳の高山はバリバリのA1級である。高山は04年・50周年以来の多摩川だが、スロー水域からのレース運びは一品だ。
多摩川なら主役は長岡茂一。BPクラブは暮れから正月に多摩川で正解を出しているなら、ペラ・機調整はバッチリだ。スタートに集中し突っ走るか。鈴木博が優出ラッシュと好調、是政も連続優出中と走りが合っている。昨年V3は一瀬明、記念の壁は厚いが平場ではスピード戦全開。
遠征組では上平真二が多摩川をドル箱にしている。51周年で優出、前回(06年11月)はW準優を連勝しインから優勝した。差し屋のイメージを払拭の近況、変幻自在なハンドルだ。女子選手では永井聖美に快スタート、新田芳美のターンも鋭いが、穴党は池田紫乃に注目か。
展示タイムトップで3連対率が高いのは中里優子、永井聖美の女子選手に上平真二、乙津康志、鈴木博。上平、乙津、鈴木は伸びを仕上げ一気のレースを見せるタイプだ。