ウェイキーカップ展望
2008年5月19日

 現エンジンも残り僅かになったが6月最初のシリーズはウェイキーカップ、開設54周年記念である。 
地元東京支部は9選手の斡旋。揃って4月〜5月に多摩川を走り、機・ペラ調整のアドバンテージは大きい。東都のエースは濱野谷憲吾、ウェイキーカップは52周年以来の参戦だがゴールデンウイークのさつき杯で完調に仕上げたなら自信を持って主役を演じる。熊谷直樹はさつき杯途中帰郷、気合を入れ直すか。長岡茂一に「もう一度」の執念。三角哲男が快ショット、野澤大二もセンター戦は強烈。角谷健吾がペラ正解なら、作間章はさつき杯でさすがの仕上がり。濱村美鹿子は3連続優出中の是政娘だ。
 群馬から3選手。江口晃生に円熟のテク、弟子・毒島誠が思い切りのいいターン。近況不振も秋山直之に爆発力。埼玉は池上裕次に陰り、安定感なら平石和男が抜けている。須藤博倫、金田諭がスピード戦でSG組を脅かすか。
 東海地区が盛り上がっている。菊地孝平に快スタート、笠原亮のまくり差しもシャープ。ガッツで魅せるのが赤岩善生なら、佐藤大介もダイナミックな攻め。近畿勢のエンジン出しも凄い。魚谷智之は昨年OC・MB記念とナイターで大活躍、努力を怠らず旬は続いている。湯川浩司も昨年GC決定戦、チャレンジCを制し躍進は著しい。中村有裕のダッシュ戦は多摩川向きだが、白石健もスリット果敢に相性の良いプールだ。
 岡山から山本浩次、大胆なハンドルは侮れない。広島勢がアピールる。貫禄なら市川哲也、強烈な勝ち方は辻栄蔵、共にSGロードに欠かせない役者。松本博昭が成長、山口剛が売り出し急激。山口勢も粒揃い。大賀広幸に大駆け、白井英治、寺田祥のスピードは傑出している。 徳島はスタート日本一の瀬尾達也、豪快に決める烏野賢太、女王・横西奏恵も軽視禁物。九州勢は上瀧和則が大将。瓜生正義がスピード満点の走りなら、大神康司は完全V達成と思い出の水面。 
 展示タイムトップで3連対率100%は秋山直之、吉田徳夫、注目したい。

 

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