8月20日〜24日は第44回デイリースポーツ賞、引き続き薄暮レースである。
三角哲男は今年のかどまつ賞で多摩川通算8度目の優勝を奪ったが、39・50周年覇者である。「8月に正解が出れば、多摩川は一年間大丈夫」と新エンジンに臨む構えだが目下V4にしている。行きアシを強力に仕上げダッシュ戦が本領、来春の多摩川総理杯出場を目指し『優勝』を狙っての参戦だ。
野長瀬正孝、後藤正宗も目下V3。野長瀬は5月当地で優勝、減音型の調整に自信を取り戻した。スロー水域で力強いレース運びを見せる。後藤が躍進してきた。イン戦よりもセンターからの快スタート、強ツケマイに威力がある。
テクニックは山田豊にも魅力。イン〜センターと柔軟なハンドルを駆使する。体重差を生かすのが角ひとみ、仕上がりは早そうだ。地元で雨宮昌一、尾形英治が気合のスリット攻勢、地力を付け久々の登場は岩津徹郎。果敢に古川誠之、杉田篤光、差し主体も是政との相性上昇は茶谷信次。須藤隆雄、大澤普司も得意プールだ。
展示タイムトップで3連対率が高いのは後藤正宗、三角哲男、茶谷信次。新エンジン三節目とアシの変化の激しい頃、水面をじっくり観察したい。