10月10日〜15日は第31回関東日刊紙競艇記者クラブ杯、W準優制の6日間開催で行われる。
川崎智幸がSG・GTロードで手堅く走っている。一般戦を走ればスタート力・ターンスピードは傑出、当然のように優出し今年は6月常滑、8月児島とインで優勝を奪っている。W準優制ならじっくり調整、五日目に連勝で優勝戦@号艇のシナリオを描くか。
石川真二は7月蒲郡で江戸川大賞を制している。エンジン出しは特別ロードでも負けない技術、多摩川実績もあるなら快速に仕上げ主役の座を狙う。スタート一撃の魅力は正木聖賢。一頃の勢いがない近況だがスリット攻めればターンも豪快、ダイナミックな攻めは楽しみだ。
坂口周は今年優勝4回と欲が出てきた。4月、6月と多摩川のW準優で連続優出、前回は優勝と水面相性は良くなっている。秋山広一はインを占めれば絶対に勝つスタート、まくり差しも早い。谷村一哉、繁野谷圭介は記念ロードで勝率を下げたがここで巻き返し。共にスピード戦が売り物だ。作野恒にも大技がある。
展示タイムトップで3連対率が高いのは大井崇夫、榎幸司、木村恒一、宮内由紀英。穴党が喜びそうな顔ぶれ、動きには注目したい。