3月7日〜10日は四市競艇事業組合41周年記念、四日間の短期決戦に豪華なメンバーが揃った。
熊谷直樹は今年早くも二度目の多摩川配分になる。途中帰郷にフライングと昨年の是政はイマイチだったがイーバンク銀行杯は優出、エンジン調整は手の内だ。常に全力のスタートが身上、相手は揃っても堂々と主役を演じる。
辻栄蔵は多摩川4連続優出中、ウェイキーカップ50・52・54周年に05年総理杯と優出している。スピードは断然、力一杯のレースで魅了するか。追加配分で佐々木康幸、スピード戦は魅力一杯。是政四年ぶりも深川真二にパワー、昨年はMB記念で優出している。遠慮なしの前づけで暴れる。森秋光、渡邉英児もエンジン出しには定評。森が軽快なスタート攻勢なら、渡邉は力強いターンが売り物だ。
山本寛久が多摩川5連続優出中。強ツケマイにまくり差し、記念の場は少ないが昨年のダービーは準優に乗っているなら侮れない。新鋭王座決定戦を走った長野壮志郎、松村康太、長田頼宗に思い切りの良さ。ベテラン山口博司にしたたかなレース運びがある。
展示タイムトップで3連対率が高いのは山本、森、辻。総理杯を控え低調機シリーズになりそうだが注目したい。