開設55周年記念展望
2009年9月2日

 東京支部のエースは濱野谷憲吾。GT初優出が多摩川41周年、平野の2着だった。99年7月45周年は大外、9月施設改善記念は3コースから優勝を奪った。だが、46・49・54周年と準優勝、是政っ子の人気に応えられずにいる。しかし、近況の充実振りはひと味違っている。ペラは常にトップクラス、レースの読み・駆け引きに加えハンドル捌きは円熟味を増しているなら貫禄を見せシリーズをリードするか。飯山泰、中野次郎も同門。飯山にはチルト3度の武器、中野のダイナミックな旋回は楽しみ一杯。
 気合で攻めるのが熊谷直樹、必ず見せ場を作る。山田竜一は8月に走ったばかりで機調整はOK。村田修次も是政の思い入れは凄い。新エンジン一節目に『ハイテクペラ』で優勝、スタート勘を掴めばターンも鋭くなる。阿波勝哉にチルトMAXの大まくりだが、波乱の目は乗れている山本英志か。
 群馬・埼玉勢も走る機会の多い水面。山崎智也は44・51周年を制している。一頃のスランプは脱出、多摩川の新エンジンで『群馬ペラ』が威力発揮ならシャープな攻めが見られるだろう。毒島誠の成長振りも特筆物、「全国スター候補」に負けずフルターン連発か。いつの間にかベテラン揃いになったのが埼玉勢。8月に正解を出した後藤浩がペラに自信、平石和男に安定したハンドル。山崎義明は意外な多摩川巧者と覚えておきたい。
 東海地区が隆盛。坪井康晴、菊地孝平はSGロードに欠かせない役者。池田浩二は3月総理杯を制したプールだが、丸亀MB記念Vで賞金王決定戦TRは1号艇発進が早くも決定。近畿勢のなかでは兵庫支部が多摩川と相性が良い。復活を期すのが魚谷智之。中国・四国勢も虎視眈々。重成一人に鋭い攻めだが、森秋光、山本寛久・修一は快速誇示。山下和彦に大駆けの魅力。九州地区は瓜生正義が断然、54周年覇者・藤丸光一は新鋭の頃から得意水面、篠崎元志が二度目の是政でアピールするか。
 

戸田競艇記者便りはこちら

江戸川競艇記者便りはこちら

平和島競艇記者便りはこちら


RSS

Powered by
teeter totter Ver.2.17-C