8月の新エンジン登場から4節経過した。4節通しインはあまり強くない。(本来イン有利の)ホーム追い風が強かった9月6日の最終日は、逃げは僅か2本だった。まくり差しも多くなく、前年のエンジンに比べると差しが増えている。気温・気圧・湿度との兼ね合いだが、調整が難しい季節である。7000〜7200回転で良いところを探すのだが、調整の合う幅が狭く、合っていない状態ではまくり差しは流れる傾向だ。ペラはもちろんエンジン調整に卓越の記念メンバーが揃い、どうエンジン相場が変わるか、とりあえず初使用から4節の評価をしてみた。 【2009年9月8日 多摩川担当 Z・I】
※多摩川競艇63基※
11号機 C 2節目・後藤正宗がギャブ交換でマシになるが上位とは大差。
12号機 A 初使用の道見は伸び型。3人目の尾崎鉄也は調整バッチリで優出。
13号機 B 9月井上恵一は少しムラも合ったときは、ターン後が軽快。
14号機 A 柴田光、安藤裕貴と伸び、淺香文武の行きアシは申し分なし。
15号機 A 柳田英明はスローから強力、その後の二人も実戦アシ上位級。
16号機 B 8月山田竜一が優出も「乗りやすいだけ」と並の少し上くらい。
17号機 A 村田修次が出足仕上げV、玄馬徹は「合ってない」と選抜回り。
18号機 A 池田雷太、永井聖美は選抜回り。イン屋の冨好が「パワーある」と。
19号機 E 遠藤晃司は中堅。嶋田貴支が苦労、岡部哲も2着1本に終わった。
20号機 C 4選手乗り選抜に浦田信義。飯田加一は一瞬意外なアシ色を…。
21号機 S 土屋太朗は転覆も伸び強力、鈴木峻佑の出足・回りアシは屈指。
22号機 D 3人乗った。本吉はピストン2個交換も「乗り心地おかしい」と。
23号機 B 最初の西舘が転覆整備、三人目の吉永浩則はスローから上々。
24号機 C 野田貴博、山崎聖司と選抜に乗り中堅。桑原悠は3度で伸びた。
25号機 C 道中のアシは悪くはない。だが、自力で攻めのレースなく。
26号機 S 永井源、古澤信二と連続優出。行きアシ抜群、バランスとれる。
27号機 C 最初の高橋勲が必死の整備、ピストン2個交換。行きアシは来ている。
28号機 B 勝率はなくGTには不参加かも。だが、近藤幸男が「本体が良い」と。
29号機 D 乗り手にも恵まれていない。ここまで下位で勝ち負けのエンジン。
30号機 C 新美恵一は「悪くない」も、平岡重典は不運続き帰郷。
31号機 C 乗り手、成績と平凡。悪くはない、ペラ・調整次第かも…。
32号機 A 田中豪は行きアシ上々、田崎豊も「伸びが良い」と。
33号機 A 三人目の野添貴裕がまくり差しでV。行きアシ・回りアシと上々。
34号機 D いきなり作間章が大苦戦、大谷直弘は「掛からない」と実戦で不満。
35号機 C 4節フル出場、選抜2節。伸びはマシになるが、出足系統は見劣り。
36号機 A 北山康介が終盤3連勝。須藤隆雄は伸びた。平井紀之は3度。
37号機 C 最初の西田靖は出足型。アシ自体は普通、乗り心地が問題。
38号機 B 梶野学志が優出。白石健は電気、リング交換、優出も出足疑問。
39号機 A 吉田徳夫は中堅上位、有賀達也がバランスとれトップクラスに迫る。
40号機 B 最初の高橋英之は「上位のひとつ」、谷津幸宏も出足系統に納得。
41号機 C ワーストではないが目立たない。「普通」も下位クラスで並か。
42号機 A 二人目の深川真二が節イチ宣言も9月1節は低調機シリーズ。
43号機 B 坂東満は電気二度交換。向後龍一は伸び型で上昇ムード。
44号機 B 二人目の加藤高史は行きアシ強烈、谷野錬志も伸びはある。
45号機 C 濱村美鹿子はパワー疑問。部品換え益田啓司が「上とは差」と。
46号機 B 瀬尾達也が優出した。「上位級も合う幅が狭い」と。
47号機 C 最初の森弘行が電気二度交換。三人目の渡辺史之も電気交換。
48号機 E 細川明人は「止まっている感じ」、小玉種生もズルズル後退。
49号機 C 三人目の山地正樹でようやく上向き、ターンで掛かるようになった。
50号機 D 乗っているのは東京支部の三選手。伸びを欠き、ターンも弱い。
51号機 D まだ二人だが見せ場が作れない。山田康二は「感触良くない」。
52号機 D 森作広大は「少しはマシに」もパワーは全く見られずに。
53号機 D 最初に乙津が苦労、機歴がダメ。どこで中間整備が入るか。
54号機 S 海老原孝志が伸び、今坂晃広は快速仕立て。パワー文句なし。
55号機 C 三人乗っているが道中は競っている。実戦アシは中堅十分。
56号機 C 「アシは並」とこれまでの三選手。選手相場なりには走る。
57号機 A 最初の秋元哲は「放っても出ていく」とF2。廣瀬将亨が優出。
58号機 D 鈴木幸夫は動いていた。小菅文隆、宮下元胤はペラ合わず?
59号機 B 4節目の畑和宏で優出。伸びはいい方、出足に少し不満か。
60号機 A 石川俊成が「普通よりいい」。小野信樹は多摩川苦手も優出。
61号機 B 前沢丈史は苦労も長田光子で上昇、池田雄一の行きアシ軽快。
62号機 A 白井友晴は伸び型で優出。鎌田義は「上位級」もスタート甘く。
63号機 S 庄司樹良々が水神祭、2勝。渡邉睦広、岩谷真と連続優出。
64号機 B 三人目の佐藤大介で優出。パワー平凡も「乗り心地いい」と。
65号機 A 浅和重哉は伸び強力。加瀬智宏、福島勇樹と連続優出。
66号機 C 最初の亀山雅幸は出足型。山来和人は並程度の仕上がり。
67号機 D 最初の角谷健吾は「下降気味」。田頭実が2連対取れず。
68号機 A 二人目の後藤浩が出足仕上げ優勝、調整合わせれば上位級。
69号機 B 初使用の林美憲が優出。豊村究は「並ないかも」と。
70号機 C 二人目の原由樹夫が徐々に上昇、並のアシは十分か。
71号機 B 榎幸司、片岡秀樹と持ち味を発揮した。レースアシはある。
72号機 B 西山昇一は伸び型。三好勇人は「合えば良いアシ」と健闘。
73号機 C 崎利仁は伸び強烈。吉本玲緒、山本良一の伸びも通用。