11月22日から27日は関東日刊紙競艇記者クラブ杯、6日間開催のW準優制である。新期に入りFLゼロ、気温低下でペラも大きく変わり、エンジン相場にも変化が現れる時期だ。
シリーズをリードするのは松野京吾、柏野幸二、吉田徳夫か。多摩川のエンジン出しは抜群なのが松野、行きアシ強力に仕上げ突き進むか。柏野には豪快なターン、スピード任せに攻め込む。吉田は目下V6、先手必勝のスタイルは変わらない。
塩崎優司、大庭元明、久田武、秋田健太郎、松本浩貴もベスト12へ力を入れる。事故点の足かせが取れスタート行けるようになれば本領発揮は松本だ。塩崎、大庭、久田にも底力、ペラを入れ替え巻き返しに入ろうとしている。秋田にダッシュ戦、体重はあってもスリット果敢だ。
ベテランでは石川正美、吉田稔、山崎毅がエンジンを出す。地元で張り切るのが浦田信義、高橋英之だが、インを占め佐野隆仁も暴れるか。若手では中村尊、長田頼宗。中村に快スタート、長田のターンスピードも魅力一杯。
展示タイムトップで3連対率が高いのは吉田徳夫、秋田健太郎、大庭元明、そして伊達正利。どの選手も「アタマで買い」のレースを見せるタイプだ。