多摩川カップ(12月26日〜31日)展望
2007年12月10日

 多摩川競艇07年の掉尾を飾る多摩川カップは12月26日〜31日の6日間開催、W準優制が予定されている。 中野次郎はゴールデンウィーク以来の是政登場。かどまつ賞、関東地区選手権と連覇、飛躍の年になるはずだったが6月に江戸川、丸亀周年でFを切ってしまった。事故点飽和でSGロード転戦、我慢のレースが続いた。だが、12月から事故点ゼロで水面に復帰、溜まっていたモヤモヤを吹き飛ばすスピード戦を見せつけるだろう。 田中豪も気合の入るシリーズ。純地元でエンジン出しは負けられない。快スタートの連発で巻き返しに全力だ。
 矢後剛に底力、アウト戦ならチルト3度にする。抜群の伸びを引き出し暴れるかも。今期に入り記念ロードで見せ場を作っているのが折下寛法、自信を付けたなら怖い。スリット攻め大西源喜、山田哲也、思い切りの良さは魅力だ。ただ、山田に注文を付けるとすればターン、厳しいまくりが欲しい。大西英一、森弘行、鈴木猛、新井敏司も決めては十分。大西英一の整備センス、新井の熱心な調整は若手のお手本か。女子選手はエンジン出す谷川里江、旋回早い濱村美鹿子。復調著しい濱村に注目のシリーズか。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは大西英一、小巻良至、大西源喜。大西英一はチルトを上げ下げ、調整もよく変えてくる。前半ダメでも後半は様変わりのあるタイプ、要注目だ。

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