多摩川の新年は『かどまつ賞』で始まり、1月3日から8日は準優3個レース制の6日間開催である。
ウェイキーカップ・53周年覇者の村田修次が多摩川の新春レースに登場、断然の主役である。エンジン調整には絶対の自信を持つ水面だし、気合の入り方も違っている。スリットは控え気味の近況だが、ここ一番は目の覚める攻撃を見せる。
西田靖、三角哲男は記念の場が減ってきたが、レースパターンを確立している。西田はインを奪って早いスタートを連発、ピット離れと出足は常に抜群。三角はイン〜アウトまで柔軟な組み立て、是政のエンジン調整には定評がある。角谷健吾も実績ある水面、O2グループのペラは強力だ。
アウトで魅せるのが阿波勝哉、チルト3度の大ガマシは楽しみ。奥平拓也が近況昇り調子なら、山本英志に鋭い飛び出し。蜷川哲平に自在なハンドル、吉田宗弘のダッシュ戦、長田頼宗も果敢にフルターンかける。是政好相性は地区選優出の金田諭だが、橋本久和、菊池峰晴にも強烈なターン。
展示タイムトップで3連対率が高いのは伊藤啓三、金田諭、西田靖、久田敏之、高橋英之、三角哲男、菊池峰晴、角谷健吾。展示気配には注目したい。
1月3日 12レース「ファン選抜ドリーム戦」
@村田 修次(東 京)
A三角 哲男(千 葉)
B阿波 勝哉(東 京)
C西田 靖(神奈川)
D角谷 健吾(神奈川)
E蜷川 哲平(東 京)