8月28日〜9月2日はGV第2回サントリーカップ、MB記念(蒲郡ナイター)と併売の6日間シリーズである。MB記念漏れの記念クラスが斡旋され激戦の優勝争いになっている。
秋のダービー出場を決めているのが金子良昭、今村暢孝、倉谷和信、秋山直之。金子は抜群のエンジン出し、平場で目下V4だ。今村にテクニック、GC決定戦は準優に進出。倉谷も円熟の駆け引きを見せ今年は近畿地区選手権を制している。秋山は記念の場は減っても魅せるレース、道中の追い上げは凄い。
多摩川実績なら白石健、快スタート連発で沸かせる。目下V4なら勝負に出るか。フライングを恐れず山下和彦、ダイナミックな攻めは脅威だ。岩崎正哉も目下V4、スタート果敢に記念ロード復帰を目指している。
地元で長岡茂一、石渡鉄兵、蜷川哲平。石渡は昨年に比べると積極さが薄れている近況だが、今年4度目の多摩川ならエンジン調整は心配ない。蜷川も奮起。スタートは見えているなら勝率アップへ正念場か。是政最強の男・長岡も燃えるか.
インは苦戦している新エンジン、1着は一日に2、3本しかない。逆にカド4コースが驚異の活躍、3連対率は80%に迫ろうとしている。イン・カド・展示タイムで人気が決まる傾向になっているが、対岸からの南風が吹く季節、まくり差し・まくりが多いのが多摩川である。展示タイムトップで抜群の信頼率は倉谷和信。ベスト10はそれなりの実力者だが、穴党は橋本年光がターゲットか。