3月21日〜24日は第3回澤乃井カップ。四日間の短期決戦だが上位陣は充実の顔ぶれ、A1級が11選手と激戦ムードだ。江夏満は05年10月以来の多摩川だが、握って回れる広い水面は大得意。多摩川の情報は同期の梶野学志からバッチリ仕入れている。新鋭王座決定戦は2年連続優出、スピード溢れるレースでアピールするだろう。
山本修一が今期優出ラッシュ。1月蒲郡で優勝、中国地区選手権は優出したが、昨年の新鋭王座決定戦の優出メンバーだ。Fを抱えてしまったがスタート力には定評、ターンスピードもついてきた。
後藤正宗も1月以降は優出を重ね、東海地区選手権優出、2月津はインから優勝を奪った。当地実績は不満も今の勢いはかえる。地力は山下和彦、片山竜輔にも魅力。スリット果敢に山下が攻めれば、片山はスロー水域で自在なハンドル。
三宅爾士がガッツの乗艇なら、平岡重典はイン奪い速攻。作野恒に臨機応変な攻め、橋本年光が思い切り良く握る。エンジン出しに定評は黒崎竜也、2月住之江周年は準優に乗った。益田啓司も強烈なダッシュ戦が身上ならエンジン次第では怖い。
展示タイムトップで3連対率が高いのは山下和彦、後藤正宗、橋本年光、松田英数。人気の盲点になりそうな松田には注目か。