第41回報知新聞社賞
多摩川競艇 9月11日 12レース(優勝戦)
@大西 源喜(千葉)@14
A今村 暢孝(福岡)A19
B益田 啓司(大分)B13
C岡 祐臣(三重)C10
D山田 竜一(東京)D17
E森林 太(長崎)E23
スタート展示は枠なり3対3。本番は今村のピット離れが良かったが大西がインを主張し枠なりの3対3に収まった。スリットは益田、岡が早かった。だが、イン大西が先マイに持ち込み、益田はまくり差し、今村が早差し、山田が遅れ差しで2マーク突っ込んだ。2マーク今村は山田を冷静に捌き優勝。山田、益田の2着争いは2周2マークで山田。
今村はSGレーサーになる前の多摩川で大怪我、ツキのない水面だった。今節も三日目に不良航法、11番目でW準優に乗った。しかし、徐々にパワーアップ、さすがの優勝だった。多摩川では初優勝、もっかV3なら来春の総理杯出場を狙える。
来春の総理杯出場権を持っている笠原亮、長岡茂一は持ち味を発揮出来なかった。笠原は減点12、W準優に乗れなかった。「他で合う調整でもダメでした。ここで初優勝しているし、総理杯で運を使い果たしました」と。それでも「来年の総理杯に来るし、整備の勉強をしてきます」と。ワースト級のエンジンのせいにしないのが彼の偉いところである。長岡は「今節から総理杯が始まっている」と気合もスタートが遅すぎた。W準優は66着、伸びに頼らずレースアシを付ける整備・調整が必要か。