8月19日〜23日は第42回報知新聞社賞。一度使ったエンジンと新エンジンの混ざる五日間開催である。現在の級別制度になり29期連続O級をキープしている選手が4名(瀬尾達也、新美恵一、吉田徳夫、後藤浩)参戦は一般戦では珍しいことだが、機・艇は違っても7月に多摩川を走ったばかりの選手も多い。
スタート鋭いのは瀬尾達也、林美憲の徳島コンビ。林は1〜5月に優勝4回、7月の当地も全速スタートで魅せた。勝負強さは一品だ。瀬尾は昭和の時代からスタート日本一の称号、ベテランになりテクに冴えを見せる。 山田竜一もスタートは負けていない。2月下関、5月平和島で優勝、7月は江戸川周年優出と勢いがある。
新美恵一、吉田徳夫の愛知コンビも剛柔自在型。SGロードでテクを見せたのが新美なら、吉田は歴代9位の17連勝の実績。7月に走り優勝の後藤浩は準地元、機調整・スタートは手の内だ。加瀬智宏、土屋太郎、鈴木猛が気合を入れるが、濱村美鹿子、永井聖美の女子レーサーもアシ比べは負けない。