多摩川蛭子カップは山本が差しV
2008年12月14日

第2回多摩川蛭子カップ
多摩川競艇12月14日 12R

@横西 奏恵(徳島)@15
A後藤 正宗(静岡)C11
B山本 浩次(岡山)B07
C草場 康幸(佐賀)D12
D亀本 勇樹(広島)A04
E内山 文典(茨城)E13
 スタート展示から亀本は前づけ、後藤はダッシュを選択した。本番も153/246の態形になった。2コース亀本と3コース山本がゼロ台の突っ込みだが、スリットからイン横西が伸び返した。横西が亀本を張った1マーク、山本が御馳走様の差しで抜け切った。横西は道中、一瞬迫ったが及ず2着。

スポニチ杯は大神がV
2008年11月28日

第46回スポーツニッポン杯争奪 多摩川ゴールデンレース
多摩川競艇 11月28日 12レース

@大神 康司(福岡)@05
A芹澤 克彦(静岡)AF
B濱崎 直矢(埼玉)B03
C西村   勝(埼玉)C05
D若林   将(千葉)D10
E安田 政彦(兵庫)E19
 スタート展示、本番と枠なり3対3の進入。芹澤(F)が飛び出すが、イン大神は慌てず合わせて先マイに持ち込み多摩川で三度目の優勝を奪った。濱崎は芹澤の外をフルターンで2着になった。
 GV並の選手配分、エンジンも上位クラスが揃い激戦・波乱のシリーズだった。濱崎直矢、若林将、大峯豊、金子拓矢、市橋卓士が成長振りを見せた。しかし、V6勝負の三角哲男、秋山直之は準優敗退、選抜でも冴えを欠いた。

吉川元浩が11戦完全V
2008年11月20日

第40回内外タイムス賞
多摩川競艇 11月20日 12R

@吉川 元浩(兵 庫)@17
A山本 光雄(滋 賀)A18
B渡邉 英児(静 岡)B18
C河上 哲也(香 川)C18
D寺本 重宣(神奈川)D16
E吉岡 政浩(広 島)E22

 吉川が予選→W準優と10連勝、前走地の若松から12連勝で優勝戦1号艇に座った。昨年4月丸亀から優勝戦でインを占めたときは12連続優勝中(賞金王決定戦、GT優勝3回を含む)である。02年尼崎で8戦、07年若松(7日制)では12戦完全V(通算15連勝)を記録している。多摩川のパーフェクトVは過去34回(SG覇者が13人)、11戦完全優勝は昭和38年に1213徳田嘉己(東京)が達成している。前回のパーフェクトVは01年MB記念の市川哲也、平成になりまだ10人である。
 スタート展示は123/456。だが、本番は渡邉が宣言どおりカドにして12/3456になった。だが、吉川はインからマイペースのスタート、力強く逃げパーフェクト優勝を達成した。

多摩川にチルト4度が出現
2008年11月13日

 11月13日、午前10時から多摩川競艇場でチルト4度のテストが行われた。日本モーターボート競走会多摩川支部・岡嵜理事からチルト4度採用の趣旨説明があり、その後東京支部6選手が試運転、スタート練習、模擬レースを行った。日本モーターボート競走会・小池理事長、日本モーターボート選手会・野中会長も熱心に航走ぶりをみていた。野中会長はスーツ姿ではなく俺が乗ってもいいと思える準備、装着場では現役レーサーの動きで作業を手伝っていた。

 【趣旨説明】 これまで多摩川競艇場では五角形のチルトを使ってきたが、チルト3度は別の物(3度専用アジャスター)を使ってきた。しかし、選手から交換が面倒だから3度と別の角度のものを一緒に作ったらという声があった。そして、3度の調査をしたところ多摩川は平和島に比べ伸びがないという意見が多かった。多摩川は淡水、水温も低く浮力が少ない。そこでチルトを上げれば伸びが付くのではないか。4度で面白いレースが提供出来るのではとなった。
 ファンの要望に応え魅力があるレースを提供したい。4度で本場への集客、売り上げ向上を目指したい。テストを実施、巧く行けば4度の採用に踏み切りたい。ただ、乗りこなす選手は限られている。毎節、4度で乗れる選手の斡旋は難しい。しかし、来たときには大活躍が期待できる。競艇界活性化のためには枠番が走るレースではなく、選手の個性で活気のあるレースを取り戻したい。

AM10:45〜 【チルト・直線タイム】
北東2m、波高2cm 気温16度 水温15度        
@渡辺 千草 ー 6.48
A熊谷 直樹 3 6.56
B長岡 茂一 3 6.62
C村田 修次 3 6.48
D阿波 勝哉 3 6.40
E小林   泰 0 6.56

AM11:30〜
北東2m、波高2cm 気温17度 水温15度        
@渡辺 千草 ー 6.46
A熊谷 直樹 4 6.50
B長岡 茂一 4 6.60
C村田 修次 4 6.49
D阿波 勝哉 4 6.35
E小林   泰 0 6.53

北東4m、波高2cm 気温17度 水温15度        
@渡辺 千草 ー 6.51
A熊谷 直樹 4 6.59
B長岡 茂一 4 6.53
C村田 修次 4 6.53
D阿波 勝哉 4 6.43
E小林   泰 0 6.63

【チルト角度のよるハネ】
     チルト ハネ(前 後)    チルト(前 後)
@渡辺 ー0.5  
A熊谷  3度  13.5  23    4度   18  30
B長岡  3度  13   22    4度   20  31
C村田  3度  15   25    4度   21  33
D阿波  3度  15   24    4度   21  35
E小林  0度
 ※模擬レースは二度とも阿波が大外から綺麗に決めた。さすがアウトの本職だったが、エンジンは支部練習用、ギヤケースの調整はなしで臨んでいた。試運転から渡辺、阿波が強め、渡辺に「マイナスで伸び返しているね」と3度の選手たちが声をかけていた。 

【選手感想】
(長岡茂一) 3度では回転が足りなかった。4度はたまたま調整が合ったか乗りやすかった。ターンの乗りづらさは3度も4度も一緒だと思う。前検では必ずハネるし、3度か4度のいい方を使ってみる。
(熊谷直樹) 3度のペラを使ったが、回りにくさがあった。ペラを合わせれば乗れると思う。調整を合わせられなければスタートも決まらないが、慣れれば大丈夫。ハネたときのリスクは阿波も承知しているし、レースに慣れればそれなりのターンはするし出来ると思う。4度になれば試運転で使ってみるが、僕はインも使う。3か4はない、時間的に無理。低めと4度かも。
(村田修次) 3度は合っていたが4度は回りすぎ。ただ、エンジン本体か3度のときからアシは見劣りしていた。凄く良かったら実戦で使うが、調整が間に合わなければ使わない。
(阿波勝哉) 3度も4度も一緒、調整を合わせれば乗れます。4度はすぐに使いますよ。
【4度以外の選手感想】
(渡辺千草) 全部インから行ったが「これは伸びられる」とは思わなかった。4人ハネているから段々で来るし、追い風で差が出なかったと思う。
(小林 泰) 一艇身ちょいやられた。3度と4度の伸びは一緒くらいに見えた。でも4度はターン回りが落ちて僕が前に行く気がした。

 模擬レース終了後の検討会で岡嵜理事は「安全性の問題もあり選手会と前向きに話し合いたい。これまで各レース場で工夫してきた経緯もあり、チルトの問題はレース場の判断だと考えている。野中選手会会長と相談し、実施する方向だ。時期をいつにするか、希望としてはハネて乗ってくれる選手が斡旋されたときにお披露目、総理杯までの間に4度を採用したい。多摩川だから出来る」と。
 また、野中選手会会長は「起こしが不安定で出遅れの懸念がある。」とマイナス面を言ったが「出足の選手、伸びの選手といていい。私もハネて乗った一人、1マーク先手を取れば抜かれない技術を持っていれば」と。「戸田は狭くて、桐生は北風が強いときはハネられない。アウトのまくりがボートレースの醍醐味、原点に戻るんじゃない。多摩川の特徴を出せばいい。選手会でアンケートをとり皆の合意をとりたい」と締めくくった。

専門紙記者クラブ杯は鎌田が捲り差し
2008年11月9日

第23回関東競艇専門紙記者クラブ杯
多摩川競艇 11月9日 12レース
@松野 京吾(山口)A19
A山室 展弘(岡山)B16
B鎌田   義(兵庫)C13
C高橋 英之(東京)D09
D森   竜也(三重)E06
E西田  靖(神奈川)@08
 スタート展示は162/345。本番は前づけ西田がインを取りきり612/345になった。イン西田がコンマ08の突っ込みも、カド受け山室がツケマイに出た。西田が山室を張り先マイも流れ気味、カド鎌田ががまくり差しからバック伸び2マーク先取りで優勝を奪った。鎌田は月末にチャレンジカップ参戦、気合は充実している。

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