スポニチ賞は松本が差し是政V4
2007年9月12日

 多摩川競艇 第45回スポーツニッポン賞 優勝戦
9月11日 12レース
@桑原   啓(熊本)@08
A鎌田   義(兵庫)A13
B森永   淳(佐賀)B15
C松本 勝也(兵庫)C12
D水長 照雄(山口)D12
E三品 隆浩(東京)E12
 枠なり3対3の進入。イン桑原がトップスタート、先マイに持ち込み逃げ態勢だった。握った森永は流れ、小差しの鎌田は1マーク出口でもたついていた。だが、カドから二番差しに入った松本がスルスル伸び2マーク手前で桑原の内に並びかけた。松本は2マーク先マイ、追いすがる桑原を振りきり多摩川4度目の優勝を奪った。
 桑原は節イチのパワー、通算19度目の優出でイン戦とチャンス到来だった。インから渾身のスタート、1マーク回った時に勝ったと思った。だが、握った森永を気にした旋回だったか。ターン後のアシに勢いがなかった。それ以上に松本は冷静だった。エンジンはW準優から乗り易さが出てきていた。すぐ内の森永が握るのを見越したハンドル、無駄のないターンでバック伸び比べに持ち込んでいた。「いつでも呼んで下さい」と多摩川にラブコール、「センタープール(尼崎)よりも好きです」という水面である。

第2回サントリーカップは秋山がV
2007年9月2日

GV第2回サントリーカップ
多摩川競艇 9月2日 12レース優勝戦
@秋山 直之(群馬)@27
A高沖 健太(三重)D29
B石渡 鉄兵(千葉)E23
C古賀 繁輝(佐賀)A28
D村上   純(岡山)B27
E金子 良昭(静岡)C29
 スタート展示は145623のオールスロー、内4艇はかなり深い進入だった。本番は古賀、村上のピット離れがよく、金子も前づけに出た。だが、秋山が強引に割り込み、インにねじ込んだ。(秋山は待機行動違反)
 内4艇は早い進入、高沖と石渡が艇を引いた。カド高沖がまくって出るが、イン秋山も力強い行きアシ、豪快に先制した。高沖はブン回り、古賀は小差し、石渡が割り差しで2着争い。2マーク高沖は石渡に対し切り返し、石渡はそれをしのぐが、高沖の猛追が続いた。高沖は3周1マーク手前で石渡の内に艇を並べ2着を奪った。
 

東京中日S賞は平尾が捲りV
2007年8月26日

 多摩川競艇 8月26日
 第38回東京中日スポーツ賞 12レース優勝戦
@吉田 俊彦(兵庫)@18
A平尾 崇典(岡山)B10
B桐本 康臣(三重)C09
C長谷川 充(群馬)A17
D清水 攻二(山口)D10
E桑原 淳一(東京)E09
 スタート展示は前づけに動いてみた桑原が回り直し1243/56。本番は平尾のピット離れが良かったが、吉田を入れ、長谷川も早く入れ、楽な起こしの3コースにした。142/356の進入から、カド受けの平尾が全速スタート、綺麗にまくって優勝を奪った。続いた桐本は2マーク流れ、ホームは清水が内をついた。だが、2周1マークで吉田がフルターンかけ2着に浮上した。
 桑原淳一が通算千五百勝を記録したシリーズ。「本当は江戸川で決めたかった。江戸川の前の下関でエンジンが出ていたのに勝てなかったのが誤算。息子と一緒のシリーズでやりたかったね」と。だが「多摩川はデビューの水面、デビュー節に水神祭もやっているしね」と満更でもない様子だった。「三角とも話したけどこのエンジンは力がある。夏場でも回りすぎる。標準ペラを持ってくれば良かった」と。

大郷葉月杯は作間がイン快勝
2007年8月19日

多摩川競艇 大郷葉月杯 最終日
8月19日 12レース優勝戦
@作間   章(千  葉)@23
A高橋   勲(神奈川)A23
B須藤 隆雄(栃  木)B24
C金田   諭(埼  玉)C22
D齊藤   仁(東  京)D23
E飯田   清(茨  城)E32
 スタート展示は12456/3。本番は123/456になった。大外飯田が遅れ、カド金田が少しのぞく感じ。だが、イン作間がしっかりハンドルを入れ先制した。高橋の差しは流れ気味、握った須藤も飛んだ。金田がスピード持った差し、齊藤も差しに入った。2マーク金田は齊藤を捌いて2着。激しかった3着争いだが、最終ターンで高橋がキャビ、齊藤が3着になった。 
 優勝した作間は「競馬が中止になって多摩川に多くのお客さんが来てくれました。競艇をアピールするために頑張りました」と挨拶した。暑いシリーズだったが、競馬が中止になった五日目から選手のファイトも変わってきたような感じを受けた。お盆開催としては裏開催のメンバーだったが、多摩川競艇には絶妙の日程になっていた。最終日の売り上げは5億円余り、入場は11,753名を記録した。この勢いがウェイキーカップに繋がることを期待したい。

丸岡が全速逃げで優勝
2007年8月12日

第2回夕刊フジ杯
多摩川競艇 8月12日 12レース
@丸岡 正典(大 阪)@22
A松本 浩貴(埼 玉)A15
B吉永 則雄(大 阪)B13
C福来   剛(東 京)C11
D久田   武(愛 知)D17
E寺本 重宣(神奈川)E13
 気温32度、南風(対岸からの横風)3mの水面。枠なり3対3の進入態形から松本、吉永が伸びた。しかし、イン丸岡はあわてず全速ターンで先マイに持ち込み優勝を奪った。松本は小差し、吉永もまくり差しのハンドルで追うカタチ。だが、福来、久田が2マーク突進をかけ、ホームは内に久田、外に福来。2周1マーク先マイの久田に松本が突っ込み福来が捌いて2着に浮上した。
 丸岡はオーシャンカップ準優でF、スタート控えたシリーズだった。優勝戦も突っ込めなかったがエンジンは文句なしに仕上がっていた。気迫のターンに松本、吉永がひるんだようにも見えた。

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