前本が捲り7場所連続V達成
2007年7月29日

7月29日 多摩川競艇
11R 男子優勝戦
@石川吉鎬(奈良)@07
A小畑実成(岡山)A17
B前本泰和(広島)B04
C関口智久(埼玉)CF
D別府正幸(福岡)D07
E谷野錬志(静岡)E19
 前本は朝練習7班で登場した。「ここは無理しなくても」と150m起こしの3コースから軽快な行きアシを披露。試運転では谷野を直線で離し、ターンでもググッと出た。奥平も合わせるがハッキリ強すぎる。背中には『廣島爆走族』の文字、余裕で調整を続けていた。
 スタート展示は枠なりの3対3。だが、本番は12/3456、前本が3コースのカドに引いた。「やった事ないが勝負所」と。問題はスタートだった。「40Mで放った。スリットで伏せ込み、顔を上げるとフライングの表示。4号艇(関口)を見ていなかったから、自分がFを切っていると思った」と。今年V9、7場所連続優勝達成だったが「優勝はやっぱり嬉しいですよ」と。この後に住之江ナイターもあるが、Fを切らなかったからダービー出場も確定した。その前に多摩川のウェイキーカップもある。「SG・GTでもまれてきますよ」と帰り支度を急いでいた。
 小畑は優勝戦3着に終わった。「ダービーはどう。せめて予備1位に残っていないかな」と。

3573前本泰和(広島)
平成19年
唐津   5月25日〜28日 111111Y1
丸亀    6月5日〜10日 1332311131Y1
常滑     14日〜17日 111112Y1
鳴門     24日〜29日 213122141Y1
津       7月5日〜8日 112231Y1
琵琶湖    12日〜18日 133211111Y1
多摩川    24日〜29日 41114111Y1
  彦坂郁雄の一般競走10場所連続優勝(昭和52年4月〜53年1月)の大記録がある。前本にはまだ目標がある。取材に入った記者たちの姿を見た女子選手が「いい話題が出来てよかったね」と声をかけてくれた。関口のフライングはあったが、盛り上がったダブル優勝tvkカップだった。

12R女子優勝戦
@山川美由紀(香川)@05
A谷川  里江(愛知)A04
B柳澤  千春(香川)B05
C垣内  清美(三重)C16
D佐藤  幸子(岡山)D13
E角  ひとみ(広島)E13
 スタート展示同様、3対3の進入スタイル。のぞいた谷川がツケマイに出るが、イン山川が伸び返し張って回った。柳澤は差し、しかし、山川を捕まえるまでは伸びなかった。激しかった3着争いは角が捌いた。

7連続Vに挑む前本・五日目
2007年7月28日

 7月28日は9レースの一回乗り。内部点検、リングを一本交換した。
@真庭明志(長崎)
A谷野錬志(静岡)
B前本泰和(広島)
C渡邊哲也(静岡)
D吉村和也(長崎)
E桑原将光(東京)
 スタート展示からピット離れ鋭くインを奪った。本番もイン、コンマ07の全速スタートで快勝である。結局、優勝戦は3号艇になったが、「ピット離れ次第では」のコメントもある。
 
7月29日 多摩川競艇11R 男子優勝戦
@石川吉鎬(奈良)
A小畑実成(岡山)
B前本泰和(広島)
C関口智久(埼玉)
D別府正幸(福岡)
E谷野錬志(静岡)

7連続Vに挑む前本・四日目
2007年7月27日

 7月27日、多摩川競艇四日目は快晴。朝練習の始まる10時には気温が31度になっていた。前本は5レースと11レースの二回乗り、5Rメンバーとのスタート練習に備え早くから調整に取り組んでいた。
5R
@真庭明志(長崎)@13
A掛水義盛(香川)B23
B前本泰和(広島)A13
C岩谷  真(東京)D22
D関口智久(埼玉)C16
E谷津幸宏(埼玉)E33
 本番の前本はピット離れから違っていた。グイと出て2コースをキープ。スタートも全速で入り、スリットから一気に伸び先制のまくりを決めた。だが、待機行動違反の減点7、優勝戦1号艇奪取は厳しくなったかも。しかし、行きアシは完調、ターンアシも上位級の仕上がりだった。
11R
@谷津幸宏(埼玉)@30
A藤丸光一(福岡)A32
B吉村和也(長崎)D24
C前本泰和(広島)B26
D松田英数(佐賀)E20
E竹村祥司(大阪)C28
 スタート展示同様に1246/35の進入。スリット前後の迫力が違っていた。前本はすぐ内の藤丸と縁を切っていた。イン谷津に対して強ツケマイ、吉村が差しに入るがバックの伸びも強烈だった。
 男子の得点順位は1位石川(60点・7走)、2位小畑(59点・7走)、3位前本(54点・7走)、4位関口(53点・7走)である。五日目がどうなるかだが、前本の仕上がりと多摩川の水面を考えれば優勝戦は3号艇でも二重丸がつきそうだ。

7連続Vに挑む前本・三日目
2007年7月26日

 三日目の前本は11レースの一回乗り。
@小畑実成(岡山)
A竹村祥司(大阪)
B真庭明志(長崎)
C前本泰和(広島)
D関口智久(埼玉)
E谷野錬志(静岡) 
 「今日は小畑さんがいる」と前本。エンジンは仕上がっているなら「1号艇を取りたい」と優勝戦の艇番を考え始めた。
 124/356の進入。関口のダッシュが鋭く強ツケマイ、谷野は割り差しに入った。抵抗した小畑は沈み、前本も包まれた。それでも前本は道中必死のターンで追い上げるが4着までだった。ダービー出場は当確、ここでフライングを切る訳にはいかない。どうしてもスタート慎重になってしまうのだろう。

前本泰和
6場所連続Vの航跡
唐津(5/25〜5/28) 逃げ
@前本 泰和(広 島)@13 1着
A森   貴洋(大 阪)A19 3着
B西村   勝(埼 玉)B20 2着
C大神 康司(福 岡)C21 4着
D後藤 道也(三 重)E24 5着
E松野 京吾(山 口)D32 6着
丸亀(6/5〜6/10) 逃げ
@前本 泰和(広 島)@12 1着
A秋山 直之(群 馬)B18 3着
B鈴木 幸夫(愛 知)A17 6着
C中村 裕将(埼 玉)C16 2着
D宮迫 暢彦(大 阪)D18 5着
E上田 洋平(滋 賀)E24 4着
常滑(6/14〜6/17) 逃げ
@前本 泰和(広 島)@06 1着
A佐藤 勝生(広 島)A15 3着
B柴田   光(群 馬)B12 2着
C川北 浩貴(滋 賀)C14 5着
D立間 充宏(岡 山)D09 4着
E櫻井   誠(京 都)E11 6着
鳴門(6/24〜6/29) 抜き
@前本 泰和(広 島)@02 1着
A一宮 稔弘(徳 島)A05 2着
B須藤 博倫(埼 玉)B08 4着
C川北 浩貴(滋 賀)C06 5着
D片山 竜輔(岡 山)D11 3着
E武田 信一(徳 島)E16 6着
(7/5〜7/8)  逃げ
@前本 泰和(広 島)@11 1着
A谷口 健一(福 井)A16 3着
B三宅 爾士(福 井)B14 2着
C梶野 学志(東 京)C21 6着
D竹村 祥司(大 阪)D24 4着
E平岡 重典(大 阪)D20 5着
琵琶湖7/12〜7/18   差し
@飯山  泰(神奈川)@09 3着
A前本 泰和(広 島)A16 1着
B木村 光宏(香 川)B15 5着
C中村 裕将(埼 玉)C09 2着
D福島 勇樹(茨 城)D16 4着
E原田 秀弥(大 阪)E13 6着

過去の6場所連続優勝
1515彦坂郁雄(当時は静岡)
昭和45年
浜名湖(3/10)21121Y1
津(3/16)  323141112Y1
住之江(3/24)3411311111Y1
児島(3/30) 1111111Y1
大村(4/5) 1111111Y1
浜名湖(4/14)1111111111Y1
2291野中和夫(大阪)
昭和51年
住之江(笹5/7) 111112Y1
大村(24周5/18)55311111Y1
宮島(6/22)   1111Y1
蒲郡(21周7/6) 1415111Y1
住之江(7/13)1113A11111Y1
琵琶湖(7/17) 1111Y1
1843小林一生(福岡)
昭和52年
多摩川(12/6)  21424Y1
浜名湖(12/18) 1231Y1
福岡(12/30)  1311E211Y1
昭和53年
若松(1/11)  51122111Y1
桐生(1/24)  2211411Y1
常滑(2/6)   111112Y1

7連続Vに挑む前本・二日目
2007年7月25日

 二日目の前本は7レース5号艇と11レース2号艇。7Rはスタート展示はカド5コースだったが、本番はカド受け3コースにもぐり込んだ。コンマ15の全速スタート、一気の先まくりを決めた。スロー起こしは完璧、狙い通りの仕上がりになってきたようだ。
 11Rはピット離れから気合十分。スタート展示でインを奪い、本番も渡邊哲也相手にインを取りきった。インからコンマ18、安全なところで全速通過とまくる隙を与えず逃げ切った。
 二日目は女子で山川美由紀が連勝、5回目のダービー出場へ意欲満々だ。男子では小畑実成も連勝、ダービーは過去に3回出場しているが99年以来の参戦に気合は充実一途。藤丸光一はエンスト(責任外)と後退。ダービー勝率は責任外でも出走回数に含まれる。負傷しているようだが、本人は「走る」とダービー出場へ勝負の構えだ。

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