第8回JLCカップは本橋V
2007年7月8日

多摩川競艇 7月8日 12レース
第8回JLCカップ優勝戦
@飯山  泰(神奈川)@04
A吉原 聖人(広 島)A06
B正木 聖賢(広 島)B08
C本橋 克洋(群 馬)C07
D木村 光宏(香 川)D06
E尾崎 鉄也(長 崎)E12
 スタート展示は1234/56だったが、本番は123/456に収まった。イン飯山が握って回ったとこを、カド本橋が鋭くまくり差しで抜け切って優勝。正木がスピード持った差しで2着。遅れ差し尾崎が粘ったが、飯山の追い上げに持たせられず。
 正木は良く乗ってきた。ワースト機、前検日にエースペラを破損していた。「みんなが協力してくれました。同期の飯山君が初日からペラを教えてくれ、尾崎さんもアドバイスしてくれました。整備員さんも熱心にやってくれました」と。1着なしで優出、苦労したが勉強になったシリーズだ。
 本橋も整備で正解を出した。抽選の後、「いつか帰ろうか」とさえ考えたエンジンだったが、内部整備が巧くいった。スタート決まらず捌きのレースだったが、ここ一番はカドでゼロ台の突っ込みと本領発揮の優勝だった。9月のウエイキーカップにおそらく斡旋される。エンジンは変わっていてもダークホースになりそう。
 木村はワースト機でも泣き言がなかった。「一生懸命やります。レースを面白くします」と。飯山には地元の意地があった。インで逃げ態勢、握って回ったがターンアシが弱かった。

多摩川競艇バースデイカップはイン鈴木快勝
2007年6月18日

多摩川競艇 6月17日 12レース優勝戦
@鈴木 賢一(埼 玉)@21
A宮地 秀祈(福 岡)A20
B清水 敦揮(岡 山)B23
C川原 正明(福 井)C19
D長田 頼宗(神奈川)E15
E中澤 和志(宮 城)D17
 スタート展示は123/456。本番は123/465になった。ダッシュ勢のスタートがやや早いが、のぞくまでは伸びない。イン鈴木がしっかりハンドルを入れ先マイに持ち込み優勝。清水は迷わずツケマイ、中澤は捲り差しのハンドル、宮地が小差し。2マーク、清水はここもフルターン、追いすがる中澤を退け2着をキープした。
 鈴木は余裕があった。優出選手公開インタビューでは「足が短いからアシが良い。あと5p高ければもてるのに」と。「東所沢に住んでいます。多摩川は一番近いレース場」と秋の周年記念出場にアピールを繰り返した。今年はV4にした。あとひとつ、いやもう二つ優勝なら総理杯出場権利は確保出来る。減音型の新ペラは正解が出たシリーズ、夏場の走りに注目したい。

※この日、三国オール女子戦で渡辺千草が優勝した。77回目の優出で初優勝。足立保孝の記録を塗り替えたのである。おめでとう。

平成21年3月に多摩川で総理杯開催
2007年6月13日

 平成20年度SG競走の開催地、日程が発表された。
第35回笹川賞      平和島  H20.5.27〜6.1
第18回GC決定戦    芦屋    H20.6.24〜29
第13回OCカップ     蒲郡    H20.7.22〜27(ナイター)
第54回MB記念      若松   H20.8.26〜31(ナイター)
第55回ダービー      丸亀   H20.10.8〜13
第11回チャレンジ     浜名湖 H20.11.25〜30
第23回賞金王決定戦  住之江 H20.12.18〜23
第44回総理杯       多摩川 H21.3.17〜22
また、GTの名人戦、新鋭王座、女子王座も決まっている。
第9回競艇名人戦    宮島   H20.4.15〜20
第23回新鋭王座     琵琶湖  H21.1.20〜25
第22回女子王座     尼崎   H21.3.3〜8

 多摩川競艇場は総理杯、SG開催は05年総理杯(優勝・笠原亮)以来である。どこのレース場も水面状況の良くない季節、そこで『日本一の静水面』になったのだろうか。水面施設は屈指の多摩川だが、スタンドはかなり見劣りする。ナイター開催も含め検討する必要があるだろう。
 さて、現エンジンの使用期間が残り僅かになってきた。6月13日〜17日(多摩川競艇バースデイカップ)、7月3日〜8日(第8回JLCカップ)、7月15日〜20日(第40回報知新聞社賞)、7月24日〜29日(第13回ダブル優勝tvkカップ)でお役ご免になる。
 「エンジンにファンがつく」と言われている。しかし、番号では印象が薄いのも事実だ。そこで、昔の駅名復活の声も出ている。問題はコンピュータ、それと場外対応である。東京、神田、新宿、渋谷、池袋、品川なら全国区の地名だが、狛江、是政、石和、稲城、飯能、福生と来ると「読めない」という人が多いと思う。
 残り一ヶ月、狙えるエンジンをあげてみたい。
13号機 温水パイプ除去でパワーが復活。特に行きアシがいい。
16号機 序盤は伸びが目立った。4月から出足系統がトップクラス。
22号機 部品交換ゼロ。50%近い2連対率、全てのアシが揃う。
43号機 序盤4連続優出。最近は伸び型の傾向も力強い動き。
59号機 行きアシ・回りアシが強力。ダッシュ効かせる選手なら凄い。
62号機 5月以降3連続優出中。特に行きアシが強烈。

 

第14回神奈川新聞社賞は一宮が逃げV
2007年6月5日

多摩川競艇 6月5日 12レース
@一宮 稔弘(徳島)@09
A加藤 知弘(群馬)C14
B浅見 昌克(埼玉)A12
C中村  真(福岡)D16
D吉永 則雄(大阪)B15
E森定 晃史(岡山)E17
 スタート展示は135/246。本番も同じ進入態形だが、イン一宮は楽な起こしになった。一宮がトップスタートで先マイ、捲り差しに入りかけた吉永は流れた。一宮が逃げ、浅見が小差しで追走。吉永は道中猛追も2周2マークで浅見のキャビに当たり後退、加藤が3着に浮上した。
 ダブル準優制のシリーズ。一宮は予選6位からW準優13着で優勝戦の@号艇を奪った。「みんなが取りこぼしていた」と冷静なW準優だった。優勝戦は「正直、自信はない。多摩川のインは強くない」と言っていたが、楽な起こしでコンマ09の全速スタート、通算19回目、多摩川では3度目の優勝を奪った。

東京スポーツ賞は中島がV
2007年5月27日

第42回東京スポーツ賞
多摩川競艇5月27日 12レース
@中島 友和(佐賀)@02
A重野 哲之(静岡)A02
B新田 雄史(三重)BF
C大串 重幸(長崎)C04
D山本 光雄(滋賀)D07
E松本 浩貴(埼玉)E14
 スタート展示同様123/456の進入スタイル。イン中島が先マイ、まくり差しに入りかけた新田にフライングコール。2マーク手前で新田は艇を引き中島が優勝した。大串は差しから2マーク松本を捌き、道中で山本の突進をこらえ2着キープ。
 重野の通算500勝はお預け。大串は多摩川初出場で優出、健闘が光った。中島は昨年のV3が全てインからゼロ台スタート、今年はV2にして勝負強さが出ている。

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