埼玉勢が快調
2006年5月25日

 笹川賞は初日、二日目と埼玉勢が快調。三日目も勢いは衰えてなかった。滝沢芳行がSGの舞台で通算千勝達成。得点率1位に鈴木賢一、4位に池上裕次、10位に滝沢芳行、飯島昌弘、中澤和志、18位に後藤浩、20位に秋田健太郎、須藤博倫といて、27位西村勝、29位関口智久も準優に望みを残している。何人ベスト18に残るのか。「埼玉ダービーか」という声も出ているが、地元開催のSGで気合は物凄い。
 戸田に加えて江戸川、徳山、ナイターの蒲郡の新聞も作っている。めちゃ忙しい一日だった。徳山、蒲郡は記事も書かなくてはいけない。笹川賞もれの記念クラスはやはり強い。レジャーチャンネル、インターネットでレースを見ているのだが、消音型エンジン使用ということもあるが以前よりインが効かなくなっている。何よりも嫌いだった「インから伸び返す」レースが最近少なくなっている気がする。
 明日は「もっと忙しいですよ」と開催日程を見ている。蒲郡版の新聞がようやく出来つつある。 帰りの準備だ。

笹川賞V狙える山崎智也
2006年5月23日

 気圧と湿度の関係だろう、腰が痛い。笹川賞の初日、今日から6日間(ナイター当番が5日間)内勤である。掃除をしていると「おはようございます」と江戸川担当記者が「中止ですよ」とやってきた。風が強く江戸川は中止で開催は戸田だけ。しかし、明日前検の蒲郡ナイターの準備を急がなくてはいけない。
 笹川賞出場メンバーは、地元ファンの盛り上がりで埼玉勢が大挙参戦している。「何だ、記念にも出ていないメンバーじゃないか」と言う声が上がるのは当然だ。しかし、けなすと頑張ってしまうものだ。初日は地元選手のファイトが目に付いた。それと、秋山直之のターンが素晴らしかった。狭いコースでフルターン連発、二日目5レースはE号艇だが2着受け、3着受けで狙えそうだ。
 現在、今村豊が1958勝、二千勝に近づいている。滝沢芳行は999勝で地元のSGに参加、絶対にここで決めたいはずだ。後藤浩は995勝、厳しいところか。
 ドリーム戦は抜群機・山崎智也がインから会心の逃げだった。2着に濱野谷、実戦アシは心配なさそうなフルターンだった。初日はインが4勝、2着5本、やはりSG級の整備力は凄く、早くも出足が来ている。
 「SGを制覇すれば賞金王決定戦出場」が昨年以上に濃厚になっている。山崎智也が「今節はスタート勝負するつもり」と言うのは、もう優勝を狙っているし、狙える仕上がりなのだ。

センターが強い多摩川
2006年5月22日

 休日の朝、昨夜の酒がまだ残っていたが、一日しか休めないのでデータの整理を始めた。ホームページ用のコラムも更新しておきたい。朝のうちに何とか終わらせると、家内がテニスから帰ってきた。ざる蕎麦を食べていると、義姉から「粟島が出てる」と電話。NHKで故郷の島が映っていた。明日も12時20分からあるらしいが「二人とも出勤だから録画予約しとこう」と。
 昭島まで二人で自転車をこいで出かけてきた。吉本興業のお兄さんが一生懸命しゃべっている。でも、それほど商売熱心ではない。「5分で300円か」と電車に乗るのを二人して躊躇っているとあっさり引き下がった。「『5分でも面白いですよ。絶対笑えます』とでも言えば乗るのに」と家内。イカ、豆腐、ちくわとツマミのような食材を買ってきた。

※05年11月〜06年4月の多摩川競艇コースデータ。
        1着    2着   3着  
1コース  23.4%   20.3%  16.3%
2コース  18.2%   19.5%  18.6%
3コース  18.2%   16.9%  17.6%
4コース  21.2%   17.7%  17.7%
5コース  14.3%   15.6%  15.7%
6コース   5.5%    16.9%  15.1%
 05年5月〜11月のデータと比較すると、インの単勝率は1.1%下がっている。4コースの単勝率も1.1%下がったのだが、4コースの単勝率が20%以上あるのは24競艇場で多摩川だけだろう。2コース、3コースも単勝率を下げている。大外が1.4%アップ、5コースが2.6%上昇した。
 前節は特にイン受難のシリーズだった。5日間60レースでインが8勝、2コース10勝、3コース6勝、4コース16勝、5コース16勝、6コース4勝である。メンバー、エンジンでレーススタイルは変わるのだが、上位クラスの機がどんどん出ればセンターが主導権を握るだろう。

デイリー賞優勝は金子貴志
2006年5月21日

 優勝戦メンバーは
@佐々木康幸(静岡)
A新井 敏司(栃木)
B金子 貴志(福井)
C山田 哲也(千葉)
D富田 佳昭(愛知)
E川名   稔(千葉)
 1235/46の進入になった。予選はスタート決まっていなかった金子がまくって出た。富田、川名にバック線内をつかれたが、2マーク差し、ホームで川名を捕えた。「出来すぎ」と思っていたが、ここ一番も強かった。佐々木はやはりアシに不安があった。3着に巻き返したのを誉めるべきだろう。
 温水パイプが外された4月以降の優勝戦はインが弱い。5節で逃げたのは「多摩川さつき杯」の飯山泰だけである。予選はインが弱くても、優勝戦は@号艇が勝っていたのだが、優勝戦も波乱続出のレース場になってきた。
 訃報が入ってきた。日刊紙のN記者が亡くなった。競輪担当から20数年前に競艇担当に移ってきた。大学の先輩である。しばらく会っていない。多摩川に来るのはめったにないから、出張先の居酒屋で一緒になる程度だ。
 多摩川競艇は23日から笹川賞の場外発売。次回は6月1日〜6日、植木通彦VS作間章、須藤博倫、山田竜一だ。桐生施設改善記念のナイター場外との併用発売。ビアガーデンもある。もう夏が近いのだ。

嵐襲来、三角がコンマ01のF
2006年5月20日

 サイクリングロード「府中多摩川風の道」を走っていると向かい風が強い。南風、南東が吹いているのか。「江戸川は下げ潮と言っていたし中止だろう」と考えたが、暑くて汗が出てくる。
 レース場に入ると思ったほど風は強くないように見えた。だが、対岸からの南風が徐々に強くなっている。スタートタイミングが合わせ辛くインの立ち遅れが多い。1レース、98期新人・桑島和宏がまくり差しでバック線はアタマ争い。だが、道中で後退してしまった。初めてレースに参加したが、3周回が長かったと思う。
 95期のスタート王・山田哲也が3レース2着、8レースで1着を取り優出を決めた。概定前夜版の段階では6号艇に超抜エンジンの川添英正がいた。それが野崎進に変更になった。山田にはツキもあったようだ。
 11レース前に嵐がやってきた。白波の立つ手前、出走時間を遅らせた。それでも南西(ホーム向風)10m、カドに引いた三角哲男が全速で捲って出たが、コンマ01のフライングに散った。多摩川では昨年の51周年優勝戦に続きFである。通算19本目のFだが多摩川では5本目だ。
 竹内知樹が待機行動違反を取られ、川名稔が6番目の席に滑り込んだ。明日の優勝戦は@佐々木康幸(静岡)、A新井敏司(栃木)、B金子貴志(福井)、C山田哲也(千葉)、D富田佳昭、E川名稔になった。人気も印も佐々木だろう。しかし、アシには不安も残している。山田は穴人気になるだろう。最近の新井は大一番に弱い、全盛時とは逆になっている。金子は出来すぎ?の気もする。人気の盲点は多摩川で久々に優出した川名かも知れない。

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