オール女子 是政女王決定戦
多摩川競艇 2月25日
@田口 節子(岡山)@26
A岩崎 芳美(徳島)A23
B佐藤 幸子(岡山)B45
C海野ゆかり(広島)C27
D鎌倉 涼(大阪)D28
E垣内 清美(三重)E20
対岸からの南風が5Mと強くなった。枠なり3対3の進入、イン田口が外にまくる隙を与えず逃げた。岩崎は小差し、カドからブン回った海野をバック→2マークと合わせて回り2着をキープした。
田口は前走地の住之江優勝戦でインからフライング、そのため用心に用心を重ね、強気のコメントはなかったシリーズ。かなり思い詰めていたのか、優勝インタビューでは大粒の涙がこぼれだした。次は女子王座決定戦、ドリーム戦1号艇が予定されている。スタートはまだ慎重になるだろうが、エンジン調整に自信を付けたシリーズに間違いない。
追い風、向かい風に関係なくまくりの多かったシリーズ。女子選手はまくり差しは少なく、スタート勝負が多い。世代交代の旗手は魚谷、そして鎌倉だが、ベテランの佐藤幸子、垣内清美も持ち味を出した。佐藤はかつてドル箱の水面、準優は片山姓で走っていた頃のハンドルだった。
第32回関東日刊紙競艇記者クラブ杯
多摩川競艇 2月7日 12レース
@藤生 雄人(群馬)@15
A大橋純一郎(静岡)C10
B川上 聡介(愛知)D13
C白井 友晴(埼玉)E13
D吉田 隆義(愛知)A22
E万谷 章(岡山)B21
スタート展示は吉田、万谷が前づけに動き1562/34、4対2になった。本番も吉田、万谷が動き進入は156/2/34の3対1対2。カド受け大橋がトップスタートから捲り差し。だが、カド川上の捲り差しがスピードあった。インで握り流れた藤生、捲り差し大橋の間を川上が鋭いターンで抜け切り優勝を奪った。
川上は90日のF休み明けだったが、エンジンを仕上げペラにメドを付けたシリーズ。そして予選はスタート控えたが、優勝戦で快ショットから捲り差しである。02年新鋭王座は瓜生の準優勝、期待された器の復活宣言が近そうだ。
第24回関東競艇専門紙記者クラブ杯
多摩川競艇 1月31日 12レース
@大神 康司(福岡)@19
A松本 勝也(兵庫)A23
B川村 正輝(福井)B22
C大澤 普司(群馬)C27
D宮迫 暢彦(大阪)E28
E武田 光史(福井)D31
スタート展示は枠なり3対3だったが、本番は123/465になった。インを占め大神がトップスタート、松本の差しを何とか退け優勝を奪った。大神は「もっとスタートいったつもりだったが…。1マークは松本さんが巧かった、差されていた」と。だが「バック伸びてくれと思っていました」と。1マークの旋回は流れ気味だったが、ターン後のアシが強力だった。
第20回日本MB選手会会長賞
多摩川競艇 1月24日 12レース
@中嶋誠一郎(長崎)@04
A今坂 晃広(静岡)A03
B古川 誠之(愛知)B02
C市川 哲也(広島)C06
D金子 貴志(福井)D07
E石川 哲秀(大阪)E11
スタート展示・本番と枠なり3対3の進入。インから5コースまでがゼロ台の踏み込みだったが、イン中嶋がまくらせず全速ターンで先マイに持ち込み逃げ切った。今坂が小差し、古川がブン回ったが、市川が読み差しから2マークフルターンで2着。中嶋は08年12月宮島以来、通算26回目の優勝となった。
第31回新春特別かどまつ賞
多摩川競艇 1月8日 12レース
@角谷 健吾(神奈川)@01
A阿波 勝哉(東 京)E08
B芦澤 望(東 京)A01
C遠藤 晃司(東 京)C03
D石塚 久也(埼 玉)D02
E長岡 茂一(東 京)B04
スタート展示は136/452。本番も136/452の進入になった。スリットは全艇ゼロ台、阿波は伸びきれずイン角谷が先マイに持ち込んだ。カドから握った遠藤にカド受け長岡が抵抗、芦澤が小差しも、スピード持って差した石塚がバック最内を伸び2着に粘った。
優勝の角谷は「コンマ01」と聞き、「すみません。阿波君いたので平常心じゃなかったです」と。角谷の阿波に対する敵愾心は凄いものがあったシリーズだ。