多摩川競艇バースデイカップ展望
2010年5月27日

 6月4日〜9日は『多摩川競艇バースデイカップ』である。
 笹川賞、GC決定戦の合間に斡旋されたのが辻栄蔵、笠原亮、岡崎恭裕。辻は03年オーシャンC、05年賞金王決定戦覇者だが、多摩川は05年総理杯、50・52・54周年と優出している。52周年以降は平場も含め5連続優出中と大得意の水面なら堂々と主役を演じる。笠原も思い出多いプール。05年総理杯はSG初出場で戴冠、09年総理杯も優出した。イン逃げが多くなっているが、絶好調の時はまくり差しが増える。
 岡崎は多摩川初出場だが、今年の平和島総理杯準優勝の成長株。新鋭王座決定戦の準優Fは痛かったが、『全国スター候補』が期待に応える走りだ。向所浩二は当地52周年覇者。近況は自在派に変身し3月尼崎は3コース、4月平和島は大外で優勝している。古場輝義も元気一杯。3月当地の優勝は2コース差し、エンジン出し・テクは健在だ。金子貴志に積極果敢なスタート、松田祐季が地力を付けるが、中村亮太、橋本久和もダイナミックな攻めか。

第48回スポーツニッポン賞展望
2010年5月17日

 5月28日〜6月1日は第48回スポーツニッポン賞、ポイント制の5日間開催である。
 中島孝平は近畿地区のGTロードでアピールしているが、4〜5月は地元の三国で連続優勝と絶好調。ペラに自信を持ちスタート、ターンと鋭さを増している。GC決定戦、オーシャンCの出場も決まっているが、平場でも全力の攻めだ。安田政彦もGC決定戦が待っている。多摩川は久々だが兵庫勢は得意にしているプールなら心配無用、積極的なコース取りから先手必勝のレースか。
 地元で気合入れるのは梶野学志、川名稔、渡邉睦広、山谷央。梶野は連続優出中の練習プールだが、新期7点台と安定感を増している。川名は名人戦で善戦健闘、エンジン出しは負けない。渡邉、山谷は機調整バッチリ、持ち味を発揮しそう。
 濱崎直矢は『地区スター候補』だが、ここに来てGT斡旋が増えている。思い切りのいいスタートは多摩川にピッタリか。波風に強いのが北川幸典なら、小畑実成は前づけのイン戦で本領発揮。土屋太朗、村越篤にも大駆けの魅力。

四市競艇事業組合43周年記念展望
2010年5月5日

 5月18日〜21日は四市競艇事業組合43周年記念、四日間の短期決戦に豪華メンバーが斡旋されている。江口晃生、熊谷直樹、三角哲男、市川哲也、石田政吾はSGタイトルホルダー。江口は笹川賞でSGに復帰するが、秋の桐生ダービー出場を目標にスピードを取り戻そうとしている。熱心なペラ調整、進入にこだわらず自在戦か。熊谷、三角は全てに熟知の地元プール。さつき杯で共に優出、ウェイキーカップ出場へ熊谷が強気のレースなら、三角も快速男復活を目指しエンジン調整に汗を流す。
 市川も先制力は相変わらず、イン速攻に強まくり。石田がペラ正解を出し好調、今年に入りVラッシュだ。石渡鉄兵も優勝を重ねている。内寄りから強烈なスタート攻勢。
 田中豪、村田修次には純地元の意地。田中はさつき杯でFも自在なレース運び。村田がウェイキーカップ出場をも睨みペラ調整に励む。阿波勝哉はチルト3度、大外から伸びボートレースの醍醐味を魅せる。重野哲之が全速ターン連発、多摩川の機調整はバッチリ合っている。。海野ゆかり、佐々木裕美も軽量を生かしそう。


オール女子 是政女王決定戦展望
2010年4月28日

 5月6日〜11日は『オール女子 是政女王決定戦』である。
 田口節子は4年連続5回目の笹川賞が待っている。昨年9月浜名湖、今年は2月住之江と優勝戦でFを切っているが、勝つ事への執念は凄い。多摩川は昨年7月のリーグ戦、今年2月の是政女王決定戦とイン戦を決め連続優勝中、SGレース前でも全力で攻める。
 魚谷香織が売り出し中。地力を付け優出ラッシュ、1月徳山はイン、4月住之江は3コースからゼロ台スタートで優勝を奪った。笹川賞に選んでくれたファンにアピールするレースか。
 山川美由紀、平山智加と香川支部が強い。山川は実績断然、スタート力は相変わらずだ。平山にはスピード戦、有無を言わせずフルターンで内をねじ伏せる。丸亀の女子リーグ戦は11戦パーフェクト優勝、通算13連勝を記録し勢いは一番かも。
 永井聖美は2月津で優勝。積極果敢なスタート攻勢は脅威だ。角ひとみに柔軟なハンドル、長嶋万記が強ツケマイ連発で優出を重ねている。地元東京支部では廣中智紗衣、平田さやかが地力を付けてきた。

第17回多摩川さつき杯展望
2010年4月21日

 4月29日〜5月4日は第17回多摩川さつき杯。Wドリームが採用され、準優3個レース制である。
 東京支部の主力が是政に集結、豪華メンバーが揃った。東都のエースは濱野谷憲吾。55周年(優出5着)以来の水面だが、さつき杯は07年・08年と連覇。予選は臨機応変なレース、準優→優勝は完璧なイン戦で決めるか。飯山泰は06年さつき杯優勝。現エンジンは55周年準優進出、9月一般戦優勝、多摩川カップは優出6着。チルト3度も使える。
 中野次郎は最近多摩川で準優敗退続き。しかし、気合を入れ直す近況、育った水面で強いレースを取り戻す。石渡鉄兵、野澤大二が好調。共に平場が主戦場になっているが石渡は目下V3、野澤がV2。角谷健吾も記念減少の傾向だが、今年のかどまつ賞はイン速攻を決めている。山田竜一が東京の副支部長になった。このシリーズは選手代表だが、多摩川カップの2コース捲りは圧巻、気迫溢れる走りを披露するか。実績なら長岡茂一、西田靖、熊谷直樹に三角哲男。地力は侮れない。田中豪、村田修次、阿波勝哉も決め手は十分だ。
 

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