第46回日刊スポーツ賞展望
2010年4月14日

 4月21日〜25日は第46回日刊スポーツ賞、得点制の5日間開催である。 
 山崎智也が多摩川の一般戦に登場するのは02年8月(優勝)以来である。走る機会は少なくても水面相性は良く44・51周年を制している。一頃の勢い、冴えを欠いているがスピードは傑出、堂々の主役を演じるだろう。
 市川哲也は1月に走ったばかり、機調整に苦労もコツは掴んで帰った。MB記念パーフェクトVの水面、スリット攻めれば柔軟なハンドルか。横澤剛治、重野哲之の静岡コンビも果敢。横澤は準優勝が多い近況、多摩川でも09年1月、10年3月と優勝戦は2着だった。勝つにはイン戦、得点率トップを狙いたい。重野にダイナミックなレース運び、Fが響く最近だがハンドルは強烈。
 寺田千恵が女子王座決定戦を制し、総理杯でも善戦した。機調整は合うプール、混合戦で体重差を生かすか。室田泰史、中辻博訓に思い切りのいいスタート攻勢、北陸勢はペラ好調なら怖い。汐崎正則に自在戦、地元で伯母芳恒、牧宏次、若林将も張り切る。

第6回日本財団会長賞
2010年4月6日

 4月14日〜18日は第6回日本財団会長賞、得点制の5日間開催である。上瀧和則が一般戦で多摩川に登場するのは05年3月以来だが、平場は00年以降3回来て全て優出、優勝2を記録している。10年連続16回目の笹川賞出場が決まり気合充実、どこまで流れ込んでもインを占め先マイが勝つパターンだが、インの弱い是政では2コース差し、カド受けからの強まくりも見せる。
 間嶋仁志が笹川賞初出場。強引なイン戦があれば時には強ツケマイ、多摩川は05年以降3連続優出中(08年9月にV)と得意だ。多摩川実績なら鈴木博、石塚久也も凄い。鈴木は全速スタート連発し5連続優出中(09年かどまつ賞V)。石塚は4連続優出中だが05年以降8回来て優出7・優勝1とドル箱にしている。
 格・地力は山本浩次も負けない。多摩川も3連続優出中(08年12月V)、エンジン出しに不満もセンターから目の覚めるスタート攻勢をかける。スピード戦で仲口博崇だが、中里英夫、一瀬明、杉田篤もシャープに攻める。 

第45回東京スポーツ賞展望
2010年3月23日

 4月7日〜11日は第45回東京スポーツ賞、五日間の得点制だがこのシリーズから温水パイプが外される。 
 大賀広幸は相性が良い水面。98年MB記念優出(転覆)、47周年で優出し、08年一般戦優勝、09年総理杯は準優に乗っている。記念の場は減少の近況だがイン〜カドから力強いレース運びでシリーズをリードするか。地元で張り切るのが折下寛法。優出が減り勝率も下降気味だが勝負の季節、ペラ・機調整に自信のプールで巻き返しを期す。
 向後龍一、吉田拡郎、久田敏之、鈴木勝博、岡村仁にスピード戦。吉田は2月徳山MB大賞で優出と勢いに乗っている。当地は初出場の04年9月に優出、二度目の斡旋だった09年総理杯は準優に乗る健闘、今度は優勝を狙っての参戦か。向後はセンターでフルターン、久田の捲り差しもシャープだが、鈴木に果敢な飛び出し。岡村もF休みを消化しビシバシ攻めている。
 実力派の小野信樹が捌けば、走り慣れた是政で山谷央、長畑友輔も気合駆け。佐々木和伸、浅見宗孝、古川誠之、島田一生、川島圭司も好リズム。

第5回澤乃井カップ展望
2010年3月10日

 3月24日〜28日は第5回澤乃井カップ、得点制の5日間開催である。格なら森秋光、鳥飼眞。森は記念ロードでもエンジン出し的確、スリットからグイと出て先制を狙う。2月鳴門でFを抱えているが、平場はスタート慎重になっても捌くだろう。鳥飼も平場は優出ラッシュ、多摩川も前回(09年4月)Vと水面相性は良くなっている。
 野添貴裕も是政は得意プールのひとつ。イン・ダッシュ戦と思い切り良く握って攻めるか。別府昌樹が2月下関で優勝、ペラは正解が出ている。エンジンは出すのがベテラン石川正美、スロー水域で小技を駆使か。佐口達也、萩原篤、進藤侑の群馬トリオも張り切っている。佐口がスピード任せの攻めなら、萩原は是政3連続優出中とペラ調整は手の内。進藤には思い切ったコース取り、ペラもバッチリだ。原豊土も是政は好き、果敢なスタート攻勢に注目したい。

第4回マンスリーKYOTE杯展望
2010年3月1日

 3月11日〜15日は第4回マンスリーKYOTE杯、五日間開催の得点制が予定されている。
 作間章が徐々にペースを取り戻している。1月津は準優・優勝戦とインでゼロ台のスターを決め久々の優勝を奪った。気合充実、ペラも仕上がったならパワー溢れるレースで主導権を握りそうだ。藤丸光一は11月福岡周年でFも賞金王シリーズで優出した。F休みを消化しての登場、54周年を制した水面で臨機応変な捌きか。
 橋本久和は11月福岡周年優出、12月多摩川でも優出している。近況ややペースダウンも積極果敢に攻めのレースが持ち味、気合を入れ直すか。山崎裕司は昨年12月当地初出場で優出している。スタートよりもターンスピードに比重だが、強豪揃う正月シリーズの宮島で優勝とアピールしている。
 乙津康志は地元意識の強い水面。「多摩川で優勝したい」と言い続けている。ペラは抜群なら、スリット攻め自在戦。西山昇一が減音型苦手意識を払拭、巧者振りを見せるか。吉原聖人に度胸満点の飛び出し、ターンで魅せるのが細川明人。
 

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