イーバンク銀行杯展望
2009年9月25日

 10月10日から15日はイーバンク銀行杯、6日間開催のW準優制である。ベテランに嘗ての記念レーサー、新井敏司は多摩川がドル箱なら、石川正美はエンジン出しに定評。新良一規がMB記念覇者、新地雅洋は多摩川周年で優勝し現在は東大和に住んでいる。中堅に個性派。長溝一生に渋太いレース運び、都築正治はエンジン出し平場で優勝を重ねている。堤昇に一頃のパワーがないが、ペラ正解出せば地力発揮。加藤知弘はダッシュ一本からイン戦も試みる近況。
 格上は平尾崇典だ。平場を走ればスタート力・ターンスピードと断然、出足が仕上がれば積極的にインを奪い逃げの連発だが、ツケマイにも威力がある。明石正之に堅実さ、佐々木和伸に一発、川村正輝も果敢なスタート攻勢。平尾の強敵は重野哲之、期初めのFでペースに乗れなかったが、徐々にスピードを増している。
 宇佐見淳、中越博紀、長田頼宗、前沢丈史、西山貴博に果敢なレース運び。穴党は注目したい。
 

第4回日刊ゲンダイ杯展望
2009年9月18日

 9月26日〜30日は第4回日刊ゲンダイ杯、五日間の得点制で行われる。
 原田幸哉が一般戦で登場する。春から夏のSG・GTロードは準優敗退続き、一頃のパワーが出ていない。しかし、お盆の常滑では人気に応えるイン戦を決めた。平場でも全力で勝つレース、強まくりにイン速攻、ピンラッシュを狙う。
 今坂勝広もスピード全開、早くも優勝8回を記録している。GT斡旋は少ないが3月蒲郡DC、8月浜名湖DC優出、エンジン出しは相変わらずだ。多摩川では嘗て1分42秒7の日本レコード記録、目下4連続優出中(V2)、大得意の水面で優勝数を増やすか。
 勝野竜司も優出ラッシュ、1月当地はイン速攻で優勝している。減音型・標準型に関係なく仕上げる近況、多摩川得意の兵庫勢の一員なら快速保証かも。地元プールで福来剛も気合。8月江戸川でF、今期は不満の航跡だが、新期に繋がるレースをしたい。宮武英司は53周年以来の多摩川だがイン戦定評、ベテラン富山弘幸に自在戦、新田芳美も体重差を生かす。

第40回東京中日スポーツ賞展望
2009年9月9日

 9月19日〜23日は第40回東京中日スポーツ賞、五日間の得点制で行われる。
 横澤剛治は5月福岡の一般戦でF、今期は冴えを欠いている。だが、F休みを消化し平場でリズムアップ、巻き返しに入っている。僚友の横澤、菊地がウエイキーカップを走ったばかりなら情報はバッチリ、スピード戦でリードする。
 岡本慎治が今年序盤にV4、平場を走ればスタート決め先手必勝のレース運びだ。得意の減音型、仕上げて主役の座を奪うか。村上純もリズムはいい。4月戸田、6月桐生、7月戸田と優勝。センター・アウトからのダッシュは鋭い。A1級勝率キープへ全力。
 地元で張り切るのが折下寛法。8月平和島でFを切っているが、エンジン調整に自信の水面ならスロー水域で自在なハンドルか。池上裕次に以前の迫力がない。記念の場は減少、一般戦回りになっている。だが、スタート力は相変わらずなら意地を見せるかも。橋本年光は近況イマイチも思い切りのいいスタート、杉山貴博も地元プールでビシバシ攻めの姿勢か。
 

開設55周年記念展望
2009年9月2日

 東京支部のエースは濱野谷憲吾。GT初優出が多摩川41周年、平野の2着だった。99年7月45周年は大外、9月施設改善記念は3コースから優勝を奪った。だが、46・49・54周年と準優勝、是政っ子の人気に応えられずにいる。しかし、近況の充実振りはひと味違っている。ペラは常にトップクラス、レースの読み・駆け引きに加えハンドル捌きは円熟味を増しているなら貫禄を見せシリーズをリードするか。飯山泰、中野次郎も同門。飯山にはチルト3度の武器、中野のダイナミックな旋回は楽しみ一杯。
 気合で攻めるのが熊谷直樹、必ず見せ場を作る。山田竜一は8月に走ったばかりで機調整はOK。村田修次も是政の思い入れは凄い。新エンジン一節目に『ハイテクペラ』で優勝、スタート勘を掴めばターンも鋭くなる。阿波勝哉にチルトMAXの大まくりだが、波乱の目は乗れている山本英志か。
 群馬・埼玉勢も走る機会の多い水面。山崎智也は44・51周年を制している。一頃のスランプは脱出、多摩川の新エンジンで『群馬ペラ』が威力発揮ならシャープな攻めが見られるだろう。毒島誠の成長振りも特筆物、「全国スター候補」に負けずフルターン連発か。いつの間にかベテラン揃いになったのが埼玉勢。8月に正解を出した後藤浩がペラに自信、平石和男に安定したハンドル。山崎義明は意外な多摩川巧者と覚えておきたい。
 東海地区が隆盛。坪井康晴、菊地孝平はSGロードに欠かせない役者。池田浩二は3月総理杯を制したプールだが、丸亀MB記念Vで賞金王決定戦TRは1号艇発進が早くも決定。近畿勢のなかでは兵庫支部が多摩川と相性が良い。復活を期すのが魚谷智之。中国・四国勢も虎視眈々。重成一人に鋭い攻めだが、森秋光、山本寛久・修一は快速誇示。山下和彦に大駆けの魅力。九州地区は瓜生正義が断然、54周年覇者・藤丸光一は新鋭の頃から得意水面、篠崎元志が二度目の是政でアピールするか。
 

第4回夕刊フジ杯展望
2009年8月25日

 9月3日〜6日は第4回夕刊フジ杯。四日間の短期決戦だがウエイキーカップ直前、周年で使われるエンジンが決まるシリーズなら動きをチェック。
 抜群の水面実績を誇るのが白石健。泡ラインの頃から時計には自信、ここ一番でゼロ台スタートを決める。前期は歯車が少し狂ったが、F休みを消化し本来の攻めが復活か。深川真二、佐藤大介が好調。深川は6月唐津MB記念で優勝、イン戦に自信なら積極的に前づけで暴れる。佐藤に思い切りのいいフルターン、ターンスピードは屈指だ。
 山地正樹が安定感を増してきた。新鋭の頃は大得意だった水面、相性の良さを思い出すか。スタート勝負は益田啓司、ダッシュを効かせたまくりは脅威。畑和宏は多摩川に少し苦手も度胸満点の飛び出しがある。ベテラン原由樹夫はインか2コース、ターンスピードは見劣りしてもマイペースの小回りで捌く。実力者・田頭実もいる。スタートに気を使う最近、テクが頼りだがO級復帰へ力が入っている。
 

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