レディスダービー展望
2009年6月16日

 7月1日〜6日はGV'09モーターボートレディスダービー、女子リーグ戦競走第5戦である。昨年8月から使われてきた現エンジンも7月一杯でお役ご免、以前に比べ機力差は少なくなっているがペラ・機調整でアシは大きく変化、特に梅雨時の調整は難しい。
 技量差のある女子リーグ戦、O級は濱村美鹿子、田口節子に松本晶恵の3選手である。 濱村は是政通算V5だが、ここ数年ツキに見放されている。それでも昨年7月のレディスダービー、今年4月tvkカップと連続準優勝、地元ファンの声援に応えビシバシ攻めのレースだ。
 田口は総理杯を走りF休み。4月芦屋、5月徳山と連続優勝し、笹川賞に参戦した。ペラは正解、スタートも決まっている。勝負強さを見せ付けそう。松本はO級になり初めての実戦。握って回る姿勢は相変わらずなら、広い水面で持ち味を発揮するか。
 池田明美、浩美の双子姉妹に地力。明美は06年レディスで優勝、浩美は5月丸亀リーグ戦でVと好調。香川素子、金田幸子もスリット果敢に巻き返す。

多摩川蛭子カップ展望
2009年6月9日

 6月17日〜6月22日は第3回多摩川蛭子カップ。男子・女子に分かれ予選を戦い、5日目に男子代表決定戦、女子代表決定戦を行い、各代表決定戦の1着〜3着が優勝戦に進出する。
 男子は多摩川実績凄い長岡茂一、三角哲男に島川光男が一歩リード。長岡は是政で98年MB記念を制覇、通算V14に1着回数は歴代トップである。チルト3度にも挑戦の近況、果敢な乗艇で久々の優勝を狙うか。三角は多摩川で39・50周年を制している。今年は1月平和島、3月徳山、鳴門、5月平和島と目下V4。「多摩川よりも平和島の方が正解が出ている」最近だが、五つ目は是政で決めるか。島川も当地38周年覇者。スタート力は相変わらずだ。3月当地で優勝は柳瀬興志、チルト3度用のペラを今回も持ってくるだろう。豪快に中島友和、シャープに國崎良春だが、原田秀弥、森定晃史も果敢に攻める。
 女子は日高逸子が断然。4月当地はインで敗退も水面相性は文句なし、優勝戦は男子相手に見せ場を作るか。 リーグ戦・オール女子で活躍は向井美鈴、三浦永理。向井に快スタート、三浦の強ツケマイも魅力だ。度胸は池千夏も負けない。

6月17日(水) 初日の選抜メンバーは蛭子さんが選手・枠番を決定。
11レース
@三角 哲男(千葉)
A島川 光男(広島)
B長岡 茂一(東京)
C柳瀬 興志(山口)
D中島 友和(佐賀)
E原田 秀弥(大阪)

12レース
@日高 逸子(福岡)
A三浦 永理(静岡)
B渡辺 千草(神奈川)
C道上 千夏(福岡)
D五反田 忍(大阪)
E向井 美鈴(山口)

多摩川バースデイカップ展望
2009年5月26日

 6月10日〜14日は多摩川競艇バースデイカップ、5日間開催の得点制である。
 高橋勲のリズムが狂った前期だった。12月三国でF、蒲郡で妨害正月早々の多摩川で二本目のF、2月戸田関地区の妨害で事故点は70、7月からはR級に落ちる。O級で走れる内に出走回数・点数を稼がなくてはいけないシリーズ、無理は禁物だがエンジンを仕上げ自在な攻めだろう。
 山室展弘が平場で優出ラッシュ、1月芦屋では9戦完全優勝を達成している。相手・仕上がりを考えイン・カドを使い分けるが、スタートは強烈だ。池本輝明も是政は好相性。現エンジンは四度目、11月に優出、4月は優勝を奪った。季節は変わっても機調整に自信を持っている。金子貴志、山地正樹も是政でV経験。スピード増すのが金子なら、山地も勝負強い走り。
 強気に山口裕二が握れば、高橋正男が地力を付けたレース振り。平岡重典、沖島広和もスタートは負けない。平本真之が2月平和島はイン速攻、4月琵琶湖は5コースで優勝。スピード任せのレースは脅威だ。

第47回スポーツニッポン賞展望
2009年5月19日

 5月27日〜6月1日は第47回スポーツニッポン賞、W準優制の6日間開催だが、初日から5日目までは笹川賞(福岡)との併用発売。サマータイムレースである。
 江口晃生は約一年ぶりの多摩川参戦。早稲田大学で学び始め実戦は減っているが、ゴールデンウイークの桐生は主役を演じた。現在29期連続O級、減音型のエンジン調整は手の内なら堅実なハンドルで主導権を奪いそう。花田和明が欲を出している。目標はチャレンジカップ出場、ペラ調整に自信を持ち、こ一番の度胸もある。W準優→優勝戦で本領を発揮するか。
 前回当地優勝は川北浩貴、中辻博訓。川北はGTロードでも見せ場を作るスピード戦、中辻は平場主戦だが大一番で果敢なスタートを決めている。打越晶、山一鉄也、小川晃司、今井貴士、大野芳顕と福岡勢が揃っている。打越、山一に自在な攻め、勢い付けば今井が脅威。地力は負けないのが本橋克洋、是政は師匠(江口)以上に強い。海野康志郎、深井利寿も積極的なレース。

第10回JLCカップ展望
2009年5月12日

 5月20日〜24日の5日間開催は第10回JLCカップ、サマータイムレースである。序盤2日間は下関55周年、後半3日間は三国新鋭リーグ戦と併用発売。開門時間は通常開催と同じ9時50分、多摩川1Rスタート展示は12時55分である。
 向所浩二は53周年記念(準優5着)以来の多摩川だが、52周年記念覇者である。平場主体の近況だが3月びわこ、4月尼崎と優勝、ペースは上がっているなら得意水面で主役を演じるか。一宮稔弘は多摩川連続優勝中。ここ一番は目の覚めるゼロ台スタート、勝負度胸はかえる。
 大西源喜も地元プールのエンジン調整はバッチリ、思い切り良く攻めの姿勢だ。現エンジンの昨年8月に優勝しているのが大澤普司だが、坂口周と山本修一も是政は走る。大澤はスロー起こしでビシバシ、坂口もインを奪い速攻が勝ちパターンだが、山本はセンター戦も俊敏。岡田憲行にスピード満点のツケマイ、占部彰二が堅実に捌いているが、田中伸二もエンジン出しに定評。

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